北極評議会(AC:Arctic Council)
1996年9月16日のオタワ宣言に基づき、ハイレベルの政府間協議体として発足しました。北極域での持続可能な開発や環境保護に関して協力、調整や交流を目指しています。
事務局はトロムソ(ノルウェー)に置かれ、2年に一度議長国で評議会が開催されます。また、評議会のもと科学技術の専門家による6つのワーキンググループがあります。
カナダ、デンマーク(グリーンランドとフェロー諸島含む)、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、ロシア、アメリカ
ACの活動に貢献すると認められる国・組織に対し資格を付与しています。北極域での資源開発や海洋利用などの国際的な高まりを背景に、日本は2009年7月7日にオブザーバー申請をしていましたが、2013年5月15日にスウェーデンのキルナで開催された北極評議会閣僚会合にてオブザーバーとして承認されました。