スバールバル統合観測システム SIOS(Svalbard Integrated Arctic Earth Observing System)
スバールバル諸島は、高緯度北極圏にありながら国際的で高水準な研究施設を持った地域です。ロングイヤービンにはUniversity Centre in Svalbard(UNIS)をはじめ、極地電離層研究と地球観測のセンターがあります。また、ニーオルスンを中心に各国の研究機関が観測基地を保有して国際観測村を形成しています。
SIOSは、国際協力により、スバールバル諸島に最新鋭の地球観測システムを構築し、高緯度北極圏の地球規模変動監視と研究を推進するため、ノルウェー研究評議会が提案・主導する国際共同研究計画です。2010年よりSIOS準備計画(Preparatory Phase)が開始され、国立極地研究所は、Full Partners(計27機関)として加盟登録を行いました。
ノルウェー極地研究所、UNIS、ノルウェー宇宙センター、ヨークネスセンター、ノルウェー研究評議会
アルフレッド・ウェーゲナー極地海洋研究所(独)、ポーランド科学アカデミー、ロシア北極・南極研究所、イタリア国立科学評議会、ポール・エミール・ビクトール極地研究所(仏)