カナダ砕氷船アムンゼン観測チーム

寒風吹き荒れる北極海(2014.9.11〜12 岩原)

現在地:アラスカ・バロー
チームメンバー:菊地隆(海洋研究開発機構)、溝端浩平(東京海洋大)、松野孝平(国立極地研/北大院水産)、岩原由佳、伊藤慶造(北大院水産)、小野寺(JAMSTEC)、宇野(MWJ)

9月11~12日 バロー渓谷

11日早朝に、夜通し行われていたDBOラインの観測が終わり、昼前から12日にかけて係留系の回収・設置が行われています。日中でも気温1度、平均20knotの風が吹き荒れる中の作業は、船内から様子を見ているだけで凍えそうなほどです。

一方鯨類目視チームは、観測点間が短いために十分な観測は行っておりませんが、開始してからの3日間で鰭脚類と大型鯨類をそれぞれ2頭ずつ発見しました。期待していたDBOラインでしたが、鯨類の発見がなく、残念です。

余談ですが、アムンゼン号はカナダの船ということで船内はフランス語が飛び交っています。これを機にフランス語を勉強してみようかなという気になりました。