カナダ砕氷船アムンゼン観測チーム

観測船の生活(2014.9.15 伊藤)

現在地:アラスカ・バロー
チームメンバー:菊地隆(海洋研究開発機構)、溝端浩平(東京海洋大)、松野孝平(国立極地研/北大院水産)、岩原由佳、伊藤慶造(北大院水産)、小野寺(JAMSTEC)、宇野(MWJ)

9月13〜14日 バロー渓谷を北上中



写真は、14日(日)の朝・昼・夜ごはん

土曜日には南の方の係留計の作業が完了し、海氷のある観測点へと北上中です。鯨類目視では、ここ2日間全く現れず。一体クジラはどこにいるのだろかと思う日々です。そんな観測や目視の中、楽しみとなるのが食事です。正直乗船前はどんな物が出るのだろうかという楽しみと全く口に合わなかったらどうしようかという不安がありました。しかし、どれもとてもおいしく安心しています。まず日本の船での食事と大きく違うのが、ご飯は基本的にワンプレートでスープが付いてきます。ランチとディナーは2つメニューがあるうちから選ぶことができ、各自ご飯をもらいテーブルにつくと、すでにフォーク・ナイフ・スプーンのセットが机に配置されています。また、テーブルも日本の船とは異なり丸型のテーブルでまるでレストランのようです。そんな中乗船者たちは、観測中のため急いで食べる人もいたり、談笑しながらゆっくりと食べる人がいたりと様々で見ていてとても面白いです。また今日は日曜日ということもあり、ディナーも豪華でワインを片手にいつもよりゆっくりとした時間が流れていました。