教員の公募について

職名・公募人員

 准教授 1名

所属

 研究教育系地圏研究グループ

研究分野

 固体地球物理学

研究・職務内容

 本公募では南極地域観測実施中核機関、大学共同利用研究機関および総合研究大学院大学基盤機関としての国立極地研究所の役割等をよく理解したうえで、以下の4項目についての研究・職務内容を積極的に担う方を求めます。

(1)極域のジオダイナミクス、特に、南極プレートのテクトニクス、地殻構造の特徴、及び、氷床と地殻の相互作用に起因する現象を、地震学的・固体地球物理学的手法を用いて研究する方。

(2)昭和基地広帯域地震計の維持・更新及びアーカイブ作成を主導するほか、昭和基地を含む南極地震観測局データを用いた研究の促進をはかる方。

(3)極域における関連国際共同研究との連携を主導するほか、氷床上に展開する地震関連技術開発を推進する方。

(4)南極地域観測実施中核機関、大学共同利用研究機関及び総合研究大学院大学基盤機関としての国立極地研究所の役割等をよく理解し、南極観測事業の推進、共同研究の対応や大学院教育に意欲をもって当る方。

応募資格

 博士の学位を有すること。

提出書類

(1)応募書(カバーレターに相当するもので ①氏名 ②学位 ③所属・職 ④所属先住所、電話番号、電子メール ⑤現住所、電話番号、電子メール、を記載する)
(2)履歴書(大学卒業以降の学歴、職歴、賞罰、資格は必ず記載し、顔写真を添付する。書式は自由。)
(3)研究業績目録(①学位論文、②学術論文、③その他に分類して目録を作成する。②、③については査読を受けたものと受けていないものを区別する)
(4)主要論文(5編以内)の別刷り(またはコピー)を各1部
(5)代表者としての科学研究費補助金等の外部資金獲得の実績表(名称、年度、金額)
(6)これまでに行ってきた研究の概要(2,000字程度)
(7)研究分野・職務内容の(1)(2)(3)で示した内容と関連づけたうえでの、今後の研究に対する抱負(2,000字程度)
(8)これまでの研究や経験を生かしたフィールドワークを中心とした教育への抱負(1,000字程度)
(9)応募者について意見を聞ける方2名程度の氏名と連絡先
(10)推薦書(推薦書がある場合)

応募締切

 平成21年12月25日(金)17時 必着

選考・着任時期

 応募締め切り後、1〜2ヶ月以内に選考を行う予定であり、その過程において面接を行うことがあります。着任時期は平成22年4月以降の早い時期を予定しています。

応募書類提出先

 〒190-8518 東京都立川市緑町10-3
 情報・システム研究機構 国立極地研究所 管理部総務課人事係

 なお、封筒の表に「地圏研究グループ教員応募書類」と朱書きし、郵送の場合は書留にしてください。

問合せ先

(1)研究・職務内容に関すること
 国立極地研究所 研究教育系・教授 渋谷 和雄
 電話:042-512-0705
 E-mail:

(2)事務手続きに関すること
 国立極地研究所 管理部総務課人事係
 電話:042-512-0610、ファックス: 042-528-3146

個人情報保護

 本募集に関連して提出された個人情報については、選考の目的に限って利用し、選考終了後は、教員として採用された方の情報を除き全ての個人情報は責任を持って破棄します。

参考

 国立極地研究所研究教育系地圏研究グループには、現在以下の教員が配置されています。

教授:澁谷 和雄(固体地球物理学)、白石 和行(地質学)、本吉 洋一(地質学)、小島 秀康(隕石学)

准教授:土井 浩一郎(測地学)、野木 義史(固体地球物理学)、船木 實(岩石磁気学)、三澤 啓司(宇宙化学)、外田 智千(地質学)

助教:青山 雄一(測地学)、今榮 直也(隕石学)、海田 博司(隕石学)、金尾 政紀(固体地球物理学)、菅沼 悠介(地形学・第四紀地質学)、三浦 英樹(地形学・第四紀地質学)、山口 亮(隕石学)