平成23年度教員南極派遣プログラムの派遣教員を決定

掲載日:2011年6月15日

平成23年11月25日に出発する第53次日本南極地域観測隊に同行し、昭和基地から衛星回線を通じた「南極授業」を実施する派遣教員2名を決定しました。

派遣教員

小野口 聡
38歳 仙台市立仙台高等学校 教諭

南極大陸を覆う雪と氷という水の一形態の性質と変化の理解を通して、南極の貴重な自然、科学研究の面白さや意外性を生徒に伝えたい。また南極観測による地球システムの理解の取組みを紹介し、人と自然のありかたを生徒たちに、再度問い直したい。

東野 智瑞子
37歳 関西大学第一高等学校・中学校 教諭

どんな貴重な経験ができるのか、わくわく胸が躍ります。たくさん感じ考えたことを、多くの若い世代に伝え、知的好奇心を揺さぶりたいです。南極に対する興味関心を持ってもらえるようなステキな授業ができるよう、全力で頑張ります!

派遣期間

 平成23年11月25日~平成24年3月19日(予定)

南極授業日程

 平成24年1月下旬~2月上旬を予定(合計4~5回程度実施予定)

教員南極派遣プログラム

 このプログラムは、極地の科学に興味を持つ現職の教員を南極昭和基地に派遣し、現地から衛星回線によるTV会議システムを利用して、派遣教員が企画する「南極授業」を行うものです。また、派遣教員には「南極授業」により、国内の小・中・高校の生徒および国民の皆さまに向けて、南極に関する理解の向上のための情報発信や帰国後の活動のための知識の習得や自己研鑽をしていただくために、国立極地研究所が文部科学省(南極地域観測統合推進本部事務局)と連携して実施するものです。