国立極地研究所創立40周年記念市民講演会を開催

掲載日:2013年9月28日

国立極地研究所は、創立40周年を迎えたのを記念して、9月28日(土)に東京国際フォーラムで一般市民向けの記念講演会を開催し、240名余の参加を得た。

白石和行所長の基調講演「極地から地球を、宇宙を見る」に続き、生物圏研究グループの渡辺佑基助教による「最新テクノロジーが明らかにするペンギンの生態」、気水圏研究グループの川村賢二准教授「3,000mのタイムカプセル」、地圏研究グループの菅沼悠介助教「温暖化で南極の氷は融けるのか?」、に続き最後の講演として、第54次南極地域観測越冬隊の冨川喜弘助教「南極の空:美しさと不思議さと」が南極昭和基地よりライブ中継された。およそ3時間にわたって熱く講演。会場からは、的確に要点を捉えた質問が寄せられ、講演者と聴講者がひとつになって、南極・北極に想いを馳せた。

南極昭和基地に越冬中の冨川隊員の講演を生中継