公開講座(2014年1月〜3月)のお知らせ

国立極地研究所(大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構)は、立川市教育委員会及びたちかわ市民交流大学市民推進委員会と連携、協働して、2011年度に「国立極地研究所・たちかわ市民交流大学 協働企画公開講座 極域科学シリーズ」を開講しました。2014年1〜3月は、シリーズ第5回目として「南極・北極から見た地球の歴史」をテーマに以下の3講座を開講します。

第1回 「南極の石が語る地球の生い立ち」

日時:2014年1月29日(水) 午後6時30分~8時30分

講師:本吉 洋一 (国立極地研究所 地圏研究グループ教授、副所長)

講師から
南極は氷におおわれた大陸ですが、わずかですが地盤の岩石が氷から顔を出しています。そういった石を調べることでわかってきた地球の生い立ちについて、わかりやすくお話します。

第2回 「地球の中身を極地からみると? 〜南極にもある!地震と火山〜」

日時:2014年2月12日(水) 午後6時30分~8時30分

講師:金尾 政紀 (国立極地研究所 地圏研究グループ准教授)

講師から
南極・昭和基地をはじめとした地震観測からわかる、「地球」の内部の様子や、極地での地震・火山活動についてお話をします。また、最近の温暖化にともなって発生している、「氷」の地震についても紹介します。

第3回 「地球温暖化で南極の氷は融けるのか?」

日時:2014年3月5日(水) 午後6時30分~8時30分

講師:菅沼 悠介(国立極地研究所 地圏研究グループ助教)

講師から
近年,地球温暖化によって南極氷床が急激に融けること,そして融け水による海水準の急上昇が心配されています。本講演では,最新の研究から予測される南極氷床と地球環境の近未来について,南極での野外調査のエピソードなど交えながらお話しします。

会場

立川市女性総合センター・アイム 5階第3学習室

定員

40名(申し込み順)受講料無料

申込

2013年12月25日から受付開始
立川市生涯学習推進センター(電話:042-528-6872)まで