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国際北極環境研究センター 近藤豊 特任教授の訳書「大気力学の基礎 中緯度の総観気象」が出版されました

2016年12月27日

「宇宙災害 太陽と共に生きるということ」表紙

「大気力学の基礎 中緯度の総観気象」
ジョナサン E マーティン 著、近藤 豊・市橋 正生 訳
ISBN978-4-13-062726-9
発売日: 2016年12月27日, 判型: A5, 360頁

訳者コメント
中緯度大気力学は、伝統的な気象学はもとより、地球大気環境科学、気候変動研究、惑星大気科学などを含め、広く地球科学の分野を理解・研究する上での共通の知的基盤となっている。しかし大気力学を学ぶ理由には、専門的な研究への応用以上のものがある。球面としての地球表層が太陽エネルギーを緯度的に不均一に受け取り、温度の緯度勾配が生じ、大気がこのことに応答する結果、眼前に生き生きとした気象現象が生起する。この仕組みを物理的に理解することは古代ギリシャの自然哲学以来、知的探求の対象であり、その探究の営みは人々に大きな喜びをもたらしてきた。この大気物理学への扉が本書によって開かれるはずである。(近藤 豊)

目次

序文
第1章 序論および数学的道具の概観
第2章 真の力と見かけの力
第3章 質量,運動量およびエネルギー  ―物理的世界の基本的な量
第4章 運動方程式の適用
第5章 循環,渦度および発散
第6章 中緯度総観規模の鉛直運動の診断
第7章 前線における鉛直循環
第8章 中緯度低気圧のライフサイクルの力学的様相
第9章 渦位と中緯度気象システムへの応用
付録

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