気水圏研究グループの川村賢二准教授が日本第四紀学会の学術賞を受賞
2017年10月16日
国立極地研究所 気水圏研究グループの川村賢二准教授が日本第四紀学会の学術賞を受賞しました。
学術賞は第四紀学に貢献し優れた学術業績をあげた、学会の正会員に授与される賞です。氷床コアの年代を高精度に推定する方法を確立し、南極ドームふじおよび南極ボストーク氷床コアの年代を高い精度で決定した点などが高く評価されました。
川村准教授は、第59次南極地域観測隊の越冬隊員として、10月28日に南極に向けて日本を出発します。第59次隊では、数年後に計画されている新たな氷床コアの掘削へ向けて、氷床内部や底面の探査などを行う予定です。
日本第四紀学会学術賞：川村賢二会員
受賞件名：「氷床コア中の気体分析による高精度年代測定法の確立と氷期－間氷期サイクルの研究」
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日本第四紀学会
日本第四紀学会 2017年度 学会賞・学術賞、論文賞・奨励賞の受賞者
日本第四紀学会会報「第四紀通信」第24巻5号（P5に受賞理由等を掲載）［PDF］
