医療部門の仕事はともすると病気やけがの治療などに目を向けられがちですが、実際は隊員も健康に十分注意しているために医療隊員が活躍する機会はほとんどありません。国内では医師が対応することはめったにない水質検査は、毎日欠かすことのできない飲料水に異常がないかを毎月チェックして、問題があれば早めに原因究明や対策を立てるための地味ですが大切な仕事と考えています。一部の項目は環境保全隊員と協力して測定しています。
検査ポイントは6〜8ヶ所、検査項目は多岐にわたり、色や濁り、味や臭いのほかに、試薬を使って化学物資の混入などがないかを調べます。写真にはありませんが、一般細菌や大腸菌の培養検査も行います。
今月の水質検査では2か所で残留塩素濃度が低い部分がありました。機械隊に報告して対応して頂くことになります。その他には特に大きな問題はなく、今月もいつも通り食堂前の掲示板に報告が貼り出されてひと安心です。
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