1月12日から16日にかけて、本格空輸が実施されました。この本格空輸は昨年実施された準備空輸、直前に実施された夜間氷上輸送の後に実施されるもので、しらせのヘリコプターCH101を使った輸送になります。この本格輸送ではしらせから物資を持ち込むと同時に持ち帰る物資をしらせまで運びます。今年はしらせが接岸できたため、輸送距離も短く、多い日で1日42便が飛びました。5日間合計では161便が飛びました。
過去の隊で持ち帰る予定だった物資を運ぶ際に、溶けずにあった積雪が凍りついて移動できないという予期せぬ事態に見舞われ、急遽氷を砕く作業が入ったり、一筋なわではいきませんでした。しなしながら、予定していた物資はほぼしらせまで輸送することができました。輸送量の詳細はこちらをご覧ください。
この本格空輸の時期になると54次隊、55次隊およびしらせ乗組員の連携が板につき、スムーズに作業が実施されました。
|