大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 南極観測のホームページ

昭和基地NOW!!

昭和通信

2015年11月17日

基地内の安全を“聴守って”います。

わたしたち隊員が、いつでも肌身離さず持っているもの・・・何だと思いますか?それは無線機です。基地内でも野外でも、食事中や寝るときだって、必ず携帯しています。互いに離れて作業をしているときに連絡を取るための使用はもちろん、急な天候悪化時の人員確認や、非常時には一斉に情報を伝達する手段として、無線機はとても大切なものです。

この無線でのやりとりから隊員の動きを常に把握し、基地全体の安全を守っているのが、「昭和通信」こと、基地中枢にある通信室です。観測隊では、基地から海氷上に出る際や、少なからず危険を伴う作業をする際などには、必ずこの昭和通信に報告することが徹底されています。また、野外へ調査旅行に出ているチームは、一日に一度、昭和通信と交信をし、人員や装備の異常の有無を報告することになっています。通信室は、無線機からのわずかな音も聞き漏らさないように、いつもシーンとしていています。通信隊員が貫く「聴守」のおかげで、わたしたちはいつでも安心して作業や調査に励むことができるのです。

通信隊員の仕事はそれだけではありません。いつでも問題なく無線機が使用できるよう、定期的なアンテナの点検や無線機器の修繕、様々な通信機器の使用法を日頃から訓練しています。さらに、これからの時期、飛行機(DROMLAN:東南極に基地を持つ11カ国が共同運用する国際共同事業として航空網)や「しらせ」からのヘリコプターが飛ぶようになると、航空管制としてパイロットとの交信も始まります。まさに、縁の下の力持ち。隊員の日々の安心は、このような仕事のおかげで成り立っています。

2015年11月17日の気象情報

天気 日の出 日の入 最高気温 最低気温 最大風速
快晴 01:30 22:51 -1.0℃ -7.4℃ 15.0m/s

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