1957年1月29日に第1次隊により、東南極のリュツォ・ホルム湾東岸の南極大陸氷縁から西に約4km離れた東オングル島上に開設された日本の南極観測のベース基地。施設は直接岩盤上に建てられ、管理棟、発電棟、居住棟、観測研究棟、環境保全関連施設、衛星受信棟、倉庫など延べ床面積は約6,820m2に及び、約30名の越冬隊員が1年間の観測活動を送るために必要な施設と設備が整っている。電力はディーゼル発電機ならびに自然エネルギーを利用した太陽光発電で賄っている。内陸部に比べ気温は高く、大陸からの斜面下降風(カタバ風)は弱いが、沿岸部に位置するため低気圧の影響を受けやすく、年間の平均ブリザード日数は約57日にもなる。
| ● 平均気温 | -10.5°C |
| ● 最高気温 | 10.0°C (1977年1月21日) |
| ● 最低気温 | -45.3°C (1982年9月4日) |
| ● 平均風速 | 6.5m/s |
| ● 最大瞬間風速 | 61.2m/s (1996年5月27日) |
| ● 平均海面気圧 | 986.6hPa |
| ● 位置 | 南緯69度00分22秒 東経39度35分24秒 標高29.18m |

1995年、昭和基地の南約1,000kmのドロンイングモードランド地域の氷床最高部に開設。発電棟や居住棟、ドリル作業室、掘削制御室、避難施設などの建物と、深層掘削用のトレンチ、氷床コア処理・実験室などの雪洞からなる。第36〜38次隊の越冬で、深さ2,503mの氷床深層掘削に成功。過去34万年の地球規模の気候・環境変動の解明が進められている。第45〜48次隊の夏期間には、第2期氷床深層掘削計画を実施し、深さ3,035mまでの氷床コアの採取に成功。過去72万年前の地球環境変動の解明が期待されている。一帯は高原寒極帯に属し、気温、気圧、湿度は極めて低い。
| ● 平均気温 | -54.4°C (1995年〜1997年) |
| ● 最高気温 | -18.6°C (1996 年1月31日) |
| ● 最低気温 | -79.7°C (1996年5月14日、1997年7月8日) |
| ● 平均風速 | 5.8m/s (1995年〜1997年) |
| ● 平均気圧 | 598.4hPa (1995年〜1997年) |
| ● 位置 | 南緯77度19分01秒 東経39度42分12秒 標高3,810m |
1970年、昭和基地の南東約270kmのみずほ高原の氷床上に開設。施設は雪面下に埋没している。第13〜27次隊が越冬観測基地として使用したが、現在は無人観測基地および内陸への中継点。気温は昭和基地よりも平均で約20℃低く、常時10〜20m/sのカタバ風が吹く。
| ● 平均気温 | -32.3°C (1972〜1986年) |
| ● 最高気温 | -2.7°C (1982年1月12日) |
| ● 最低気温 | -61.9°C (1985年7月16日) |
| ● 平均風速 | 11.0m/s (1972〜1986年) |
| ● 平均気圧 | 732.5hPa (1972〜1986年) |
| ● 位置 | 南緯70度41分53秒 東経44度19分54秒 標高2,230m |
1985年、昭和基地の西南西約670kmのドロンイングモードランド地域の氷床上に開設。観測船「しらせ」が進入するブライド湾から約155kmの地点にある。第28〜32次隊が越冬観測を行った。1年を通して東南東の強い風が吹き、海岸に近いためブリザード日数も多い。現在閉鎖中。
| ● 平均気温 | -18.3°C (1985〜1990年) |
| ● 最高気温 | 0.5°C (1990年1月5日) |
| ● 最低気温 | -48.7°C (1987年8月9日) |
| ● 平均風速 | 12.6m/s (1985〜1990年) |
| ● 位置 | 南緯71度31分34秒 東経24度08分17秒 標高930.5m |