極域気水圏シンポジウム

第32回極域生物シンポジウムの開催について



時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
昨年7月、北海道大学においてアジア地域で初めて行なわれた第10回SCAR国際生物シンポジウムは、「21世紀の南極生物学−国際極年からの飛躍−」のテーマの基、26カ国から250名を超える参加者を迎え、皆さまのご協力により成功裏の開催となりました。またシンポジウムの発表論文は「Polar Science」誌の特集号として出版される運びとなりました。
2年振りの開催となる「極域生物シンポジウム」は今年で第32回を迎えることになります。今回の極域生物シンポジウムでは、海洋生物および陸上生物分野の2つの口頭発表セッションを企画しているほか、現在南北両極域で実施されている研究計画の成果を中心に、極域の生物に関する研究発表を広く募集いたします。

また本年度は、極域研究のより一層の進展を図るため、研究分野横断型の研究シンポジウムとして「極域科学シンポジウム」を中心に、従来の極域宙空圏極域気水圏・極域生物・極域地学シンポジウムと同時開催します。

本シンポジウムの趣旨をご理解頂き、広く研究成果の発表をいただきますよう御案内申し上げます。


日程:2010年11月30日(火)

海洋生物セッション「Marine ecosystems in polar oceans -status and change-」
ポスター発表 (全分野:海洋生物、大型動物、陸上生物)

2010年12月1日(水)
陸上生物セッション「Life in the extreme environments -diversity and system-」12月2日(木)-12月3日(金)

                 (12月1日夕方には、極域科学シンポジウムの懇親会を予定)

会場:国立国語研究所2階講堂


研究発表申込み:研究発表を希望される方は、発表申込書を9月27日(月)までに提出してください。講演予稿集の原稿締切は10月25日(月)です。WEBでの講演予稿の投稿に関しては、現在準備中です。


連絡先:

国立極地研究所 極域科学シンポジウム実行委員会 幹事 野木義史

〒190-8518東京都立川市緑町10-3