極域地学シンポジウム

第30回極域地学シンポジウムの開催について



国立極地研究所におきましては、南極地域観測事業および共同研究活動を通じて、極域の科学研究発展に尽力すると共に、毎年、極域地学シンポジウムを開催して、国内外の研究者に研究成果を発表していただいております。
本年度は、極域研究のよりいっそうの進展を図るため、研究分野横断型の研究シンポジウムとして「極域科学シンポジウム」を中心に、従来の極域宙空圏極域気水圏極域生物・極域地学シンポジウムと同時開催致します。
極域は、氷床荷重変動に伴う現在の地殻変動現象から、大陸の成長・離合集散と地殻の形成発達史といった数十億年スケールの現象まで、様々な時間・空間スケール変動を有する固体地球のダイナミクスを理解する絶好の場です。
本年度の極域地学シンポジウムは、「極域から探る固体地球ダイナミクス」を主題としたセッションを計画しております。地質、測地、地震、第四紀地質や固体地球物理等の固体地球科学に関わる幅広い専門分野による、様々な時間・空間スケール変動を有する固体地球のダイナミクスを議論する場とししたいと思っております。
本シンポジウムの趣旨をご理解頂き、両極地域の地学に関する研究を中心に、広く研究成果の発表をいただきますよう御案内申し上げます。


日程:2010年12月2日(木)-12月3日(金)第30回極域地学シンポジウム

                 (12月1日夕方に懇親会を予定)

会場:国立国語研究所2階講堂


研究発表申込み:

研究発表申込み:研究発表を希望される方は、発表申込書を9月27日(月)までに提出してください。講演予稿集の原稿締切は10月25日(月)です。WEBでの講演予稿の投稿に関しては、現在準備中です。


連絡先:

国立極地研究所 極域科学シンポジウム実行委員会 幹事 野木義史

〒190-8518東京都立川市緑町10-3