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ASSW2021科学セッション「テーマE:北極圏の生態系ダイナミクスの解明、ID:12環北極域の地理・環境条件による微生物相と生物地球化学」参加報告

報告者:竹内望(千葉大学/雪氷課題)

このセッションは、北極科学サミット週間2021(ASSW2021:Arctic Science Summit Week 2021)の科学セッションの一つで、テーマE:北極の生態系の探求に分類される生物学系のセッションでした。欧米中心の研究者による、北極圏の陸上域の微生物に関する研究成果発表が行われました。特に、座長らが参加して推進しようとしているT-MOSAiC(北極域陸上学際観測研究)を見据えたものが多く発表されました。発表の多くは、北極圏の永久凍土や湖沼環境の微生物相の遺伝子分析を行い、その時空間分布や物質循環を議論したものでした。日本からは千葉大学の竹内が口頭発表を行い、グリーンランド氷床の雪氷上の微生物の分布に関する報告を行いました。雪氷上の微生物に関する発表は、この発表が唯一でした。