ASSW・IASC社会人間作業部会報告
報告者：柴田明穂（神戸大学/国際法制度課題）
岸上伸啓（国立民族学博物館/社会文化課題）
ASSW：Arctic Science Summit Week（北極科学サミット週間）
IASC：International Arctic Science Committee（国際北極科学委員会）
2021年3月IASC社会人間作業部会年次会合は、ポルトガルがホストしたASSWの一環として完全オンラインで開催され、公開セッションには約50人、委員のみの非公開セッションには約30名の参加がありました（日本選出委員として、柴田明穂（神戸大学）と岸上伸啓（国立民族博物館）が出席）。例年どおり、報告や議論は、部会が資金支援する国際共同プロジェクトが中心でした。新規採択プロジェクトの1つ「北極及び亜北極におけるカニ市場におけるグローバルな生態系及び経済的連携」プロジェクトには、富山大学の山本雅資教授が参加しています。部会長より、この部会からH (uman)-MOSAiCのような大型プロジェクトを企画できないかという興味ぶかい示唆がありました。
新執行部役員の選出があり、部会長に保健学のChatwood氏（カナダ）、副会長に漁業学のChambers氏（アイスランド）、国際関係論のHalaskova氏（チェコ）が選出されました。全員女性です。