北極域の気象・環境データ

北極域の気象・環境データ

北極域は地球の中でも温暖化の影響を最も大きく受けている地域です。北極海の海氷域の減少だけではなく、大気や海洋、雪氷、陸域にも様々な変化が起きています。北極域の気象・環境データは、北極域の環境変化を理解するためにとても重要な役割を果たしています。ここではデータを通して、様々な北極域の環境変化を探ってみましょう。

SIGMA-B自動気象観測装置（AWS）

SIGMA-B気象観測装置のグラフページでは、数種類の観測値をリアルタイムにグラフ表示できます（気温、比湿、風速、風向、上向き/下向き短波放射、上向き/下向き長波放射、地表面気圧、雪高、雪温、など）。SIGMA-Bサイトはグリーンランドの北西に位置するカナック氷床（北緯77°31’、西経69°04’、地上高950m）に設置されています。この気象観測装置はSIGMAプロジェクト（研究代表者：青木輝夫、国立極地研究所）によって管理運営されています。

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氷域面積＋海水表面温度＋積雪深

宇宙航空研究開発機構（JAXA）の地球観測衛星「しずく」による北極域の海氷分布、海水表面温度、積雪深の観測データを、準リアルタイムで公開中です。

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北極海氷域面積

北極海を覆う海氷の面積は一年の間に変化し、毎年2月下旬から3月上旬ごろに最大、9月中旬ごろに最小となります。地球温暖化の影響を受けて、海氷域面積は確実に減少傾向にあります。

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デジタル地球儀「Dagik Earth（ダジック・アース）」

デジタル地球儀の上で、海氷域面積、海水表面温度、積雪深、気温や海氷の変動予測、地表の温度やブラックカーボン濃度などを見てみましょう。北極域だけではなくほかの地域の様子も分かります。

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