年末年始とはいえ、約半月後にやってくる50次隊の受け入れ準備は休む間もなく進められています。受け入れの作業は多岐に渡りますが、穏やかな天気となったこの日、第一夏期隊員宿舎(第一夏宿)のふとん干しが行われました。
第一夏宿は、新しく昭和基地にやって来た越冬隊と夏隊の隊員が越冬交代までの間寝泊まりする建物です。基地主要部にある2つの居住棟だけでは全員を収容することができないため、昭和基地に滞在する人数が多い夏の期間だけ利用されています。
ときおり太陽が照りつけ、ほどよい風のある中で午前9時頃から午後3時頃まで干された数多くのふとんはフカフカになりました。第一夏宿はさほど広くない上に多くの隊員が滞在するため、非常に快適とは言い難い環境ではありますが、50次隊の皆さんにはせめてぐっすり休んでもらいたいと思います。
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