極地研ライブラリー

極地研ライブラリー

国立極地研究所は、極地に関する科学の総合研究と極地観測の推進を目的に1973年に設置されて以来、大学共同利用機関として、また南極観測事業の中核的実施機関としての役割を担ってきました。

「科学のフロンティア」極地から、地球、環境、生命、宇宙の理解が進んでいます。「行動のフロンティア」極地は、探検の舞台であり、今なお観測を支える挑戦の世界です。極限環境で未知の世界に挑戦する人のドラマがあります。

極地研ライブラリーは、理解がすすんだ極地の自然について、その観測や研究の成果を第一線の研究者が科学的に分かりやすく解説するとともに、極地での調査や活動、さらにはその歴史を紹介するシリーズ本です。

ホットな極地の世界に触れ、何かを汲み取って頂ければ幸いです。

書名:オーロラの謎
著者:佐藤 夏雄、門倉 昭
単行本:184ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:442557091X
ISBN-13:978-4425570911
発行日:3/26/15

南極と北極のオーロラって、同じなの?
オーロラは私たち人類が地球上で目にすることができる自然現象の中でも、最も神秘的で壮大な現象の一つといえる。本書では、オーロラは南北半球で似ている場合や似ていない場合があることを読者に知っていただくとともに、太陽風-地球磁気圏-電離圏間の相互作用により発生しているオーロラの発生メカニズムや特性についての知識を深め、神秘的な現象であるオーロラに対する科学的な興味を抱いて頂ければ幸いである。

書名:南極海に生きる動物プランクトン ─地球環境の変動を探る─
著者:福地 光男・谷村 篤・高橋 邦夫
単行本:197ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570812
ISBN-13:978-4425570812
発行日:3/27/14

“流氷の妖精”クリオネに存亡の危機!?
南極海にすむ動物プランクトンの多様な生存戦略とそこから見えてくる地球環境の将来を徹底解明!!

書名:南極観測隊のしごと ─観測隊員の選考から暮らしまで─
著者:国立極地研究所南極観測センター編
単行本:244ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570715
ISBN-13:978-4425570713
発行日:3/27/14

南極観測の隊員選考から出発、基地での衣食住まで!魅力あるしごとを紹介!!

書名:極限の雪原を越えて ─わが南極遊記―
著者:木崎甲子郎
単行本:185ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570618
ISBN-13:978-4425570614
発行日:12/18/12

絶望の崖っぷちを乗り越えてきた「極地探検請負人」のストーリー!! 日本の南極探検史上唯一の殉職者を出した観測隊への参加、地図にない極地の未踏山の登頂、複数の外国観測隊への参加...。極地探検請負人と呼んでいい著者の木崎甲子郎は、「今まで絶望なんて事は、ただの一度も感じた事がない」と笑い飛ばす。彼は、常人の予想もつかない極地での苦境をどう乗り越えてきたのか?

書名:氷海に閉ざされた1296時間 ─第12次南極越冬隊の記録─
著者:山田知充
単行本:206ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570510
ISBN-13:978-4425570515
発行日:8/18/12

氷の壁に活動を阻まれ続けた「第12次南極越冬隊」。彼らは、難局をどう乗り越え、帰還したのか?
日本の南極観測史上最長の54日間にわたり、氷海に閉ざされ身動きが取れない状況、ビセットを経験した「第12次南極越冬隊」。この隊は、どうこの難局を乗り越え、どのような観測活動を展開し日本へと帰還したのか。29人の隊員が自ら撮影した写真とともに綴る「渾身のノンフィクション」。他では読めない南極観測の話を一挙公開!!

書名:日本南極探検隊長 白瀬 矗
著者:井上正鉄
単行本:155ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570316
ISBN-13:978-4425570317
発行日:3/28/12

鎖国による閉塞時代醒めやまない明治初頭、齢11の少年が未知の世界への探検を志した。その志を50歳で叶えた。しかも世界的な探検である。この探検の成功が日本南極地域観測隊の礎となった。

書名:バイオロギング「ペンギン目線」の動物行動学
著者:内藤靖彦・佐藤克文・高橋晃周・渡辺佑基
単行本:182ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570413
ISBN-13:978-4425570416
発行日:3/28/12

動物たちに超小型の記録計を取り付けて、画像や動物たちの体の動きをとらえることで、動物たちの日常が見えてくる!
これって、ホント?
ペンギンやアザラシも泳ぎの燃費をきにしていた!
アザラシの親は、子供に泳ぎを教えていた!
アザラシは、息を吐いてから海に潜っていた!
ペンギンは海の中を滑走していた!
ペンギンは海の中を滑走していた!
ペンギンの行動から地球環境が分かる!
今まで見えなかった世界が、見えてくる!
さあ、動物たちの背中に乗って海の中をのぞいてみよう!

書名:未踏の南極ドームを探る ─内陸雪原の13ヵ月─
著者:上田 豊
単行本:238ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570219
ISBN-13:978-4425570218
発行日:1/18/12

最低気温・氷点下60℃の雪中基地「みずほ」での冬ごもり、未踏のドーム頂上の発見、4000キロの探査行。
知られざる南極大陸最前線のドラマを克明に描き、極地ならではのロマンをさわやかに伝える。

書名:アイスコア ─地球環境のタイムカプセル─
著者:藤井理行・本山秀明
単行本:236ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570111
ISBN-13:978-4425570119
発行日:3/28/11

古きをたずね新しきを知る。地球環境の将来を予測する上で、古気候古環境の情報は、極めて重要である。
本書は、気鋭の研究者達が、日本のアイスコア研究の成果を分かりやすくまとめた最初の書物である。

書名:南極で隕石をさがす
著者:小島秀康
単行本:188ページ
出版社:成山堂書店
ISBN-10:4425570014
ISBN-13:978-4425570010
発行日:3/28/11



今までに世界で見つかった隕石は、約6万個。そのうち南極で見つかった隕石は、4万8千個。なんと!その1/3を超える1万6800個は、日本の南極観測隊が見つけている。地球の外から来た隕石には、太陽系創世記の情報がたくさん詰まっている。さあ、隕石さがしの旅に出かけよう!