極地での観測や研究の成果と、観測隊の活動や歴史などをわかりやすく紹介している『極地研ライブラリー』から、新刊2冊が出版されました
2014年4月17日
極地での観測や研究の成果と、観測隊の活動や歴史などをわかりやすく紹介している『極地研ライブラリー』から、新刊2冊が出版されました。

極地研ライブラリー
南極観測隊のしごと 観測隊員の選考から暮らしまで
国立極地研究所南極観測センター 編
ISBN 978-4-425-57071-3
執筆者たちは、「南極観測」を職業として実際に現在の南極観測事業を支え、牽引している現場の人間である。日々、休むことなく観測事業が安全に計画通り実施されるために努力している人たちであるから、現在の観測事業がどのように実施されているのか、立案から実行までの過程や現場の姿をリアルに伝えることができよう。(「はじめに」より)

極地研ライブラリー
南極海に生きる動物プランクトン ー地球環境の変動を探るー
福地光男(国立極地研究所名誉教授)
谷村 篤(国立極地研究所 生物圏研究グループ 教授)
高橋邦夫(国立極地研究所 生物圏研究グループ 助教) 共著
ISBN 978-4-425-57081-2
南極海の生態系を支える動物プランクトン。浮いたり沈んだり冬眠したり……海氷域に生きるプランクトンたちの多彩な生存戦略を紹介。地球温暖化がクリオネにもたらす影響とは?最先端の研究をわかりやすく伝えます。