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南極隕石615個の分類結果を新たに公表しました

2015年3月2日

火星隕石(シャーゴッタイト)Yamato 002712の薄片写真。横幅4.7mm。火星表層起源の玄武岩である。

南極のやまと山地、ベルジカ山地、セールロンダーネ山地付近の裸氷体で採取した隕石615個の初期分類結果を、「南極隕石ニュースレター(Meteorite Newsletter Vol.24)」として公表しました。今回のニュースレターには、火星起源の隕石など、珍しい隕石も含まれます。南極隕石のほとんどは、太陽系誕生当時にできた微惑星の破片であると考えられており、初期太陽系の形成過程を探る重要な手がかりとなります。なお、分類した隕石は、今後、世界各地の研究機関へも配分される予定です。

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