6月3日、51次隊としては始めての南極教室を開催しました。南極教室とは、昭和基地と日本国内の学校をTV会議システムで接続し、観測隊員が子供たちに南極の様子や生活を伝えるイベントです。初回は沖縄県西表小中学校との南極教室です。子供たちは昭和基地から送られるペンギンのビデオやオーロラの写真に歓声をあげて喜んでいました。子供たちからは「南極での動植物について教えてください。」「オーロラはどうしてできるのですか。」という質問があり、担当する隊員が熱心に回答しました。また、「南極の生活は寂しくありませんか。」という質問では回答する隊員は少し困っていました。
今後、30件の南極教室が開催される予定です。子供たちには南極に興味を持ってもらい、将来の南極観測隊員が誕生すればいいなと思いました。
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