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夏作業
2011年1月〜2月


自然エネルギー棟

昭和基地に到着した翌日より夏期オペレーションが始まります。観測系の隊員は夏期間に行う観測の準備に入り、一日でも早く観測を始められるよう夜遅くまでの作業が続きます。また、設営系の隊員は昭和基地に新たに施設を建設したり、老朽化した施設の修理や改造作業に入ります。

第52次観測隊の夏期間の行動計画の目玉は大型大気レーダーの設置と自然エネルギー棟の建設です。2つとも壮大な計画のため、少しでも作業が進むよう、全員で作業にあたります。設営の隊員だけでは人数不足のため、観測系の隊員も手が空いているときは作業を手伝います。また、「しらせ」の乗組員の皆さんも作業支援してくれます。

今年の1月は観測史上最小の日照時間であり、1カ月の平均風速も史上最大を記録するなど最悪の天候条件でしたが、建築のプロを先頭に研究者や医師、調理人や気象庁、防衛庁などの公務員、色々なジャンルの隊員が力を合わせて作業を進め、なんとか目標としていたところまでの作業を終えることが出来ました。


自然エネルギー棟


自然エネルギー棟


大型大気レーダー(通称パンジー)


大型大気レーダー(通称パンジー)

 
 
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