カナダ砕氷船アムンゼン観測チーム

ただいま海氷域、航行中(2014.9.20 松野)

現在地:アラスカ・バロー
チームメンバー:菊地隆(海洋研究開発機構)、溝端浩平(東京海洋大)、松野孝平(国立極地研/北大院水産)、岩原由佳、伊藤慶造(北大院水産)、小野寺(JAMSTEC)、宇野(MWJ)

9月19日 曇り 気温 -5.3℃

ゴン!ごりごりごり。と船体に音が響いています。

アムンゼン号は海氷域であるカナダ海盆を南東方向に航行中です。様々な形、大きさの海氷が浮く中、速度を若干緩めながら進みます。シャーベット状の氷もあり、海が凍るのだと実感させてくれます。

海氷の写真を撮ろうとブリッジに上がりましたが、数人ほどしか来ていないことに驚きました。しかも浮かれているのは私も含めた日本人ばかり。

これから強い向かい風と海氷の為に速度が出せないので、航路および観測点を調整つつ、航海を続けます。乗船期間も残り1週間を切り、荷物の片付けのことを考えるようになりました。

"The Globe and Mai" Little cows of the sea big players in Arctic and climate change research (Reported by Ivan Semeniuk)