グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス(GRENE)事業北極気候変動分野
「急変する北極気候システム及びその全球的な影響の総合的解明」
研究課題審査要項

1. 審査方法

 審査は、この審査要項に基づき、北極気候変動研究運営会議が書面審査及び必要に応じてヒアリング審査により行う。応募のあった研究計画について、「審査項目及び審査基準」に基づき、総合的に審査を行うこととする。

2.審査結果の通知及び公開

(1)審査結果の通知

審査結果は書面にて応募者に通知する。不採択のものは、その理由を付して通知するものとする。

(2)審査結果の公開

採択された研究課題は、国立極地研究所のホームページへの掲載により、概要等を公表する。

3. 利益相反と守秘義務

(1)委員の不参加

北極気候変動研究運営会議委員(以下「委員」という。)は、本件応募には参加しない。応募された研究課題に委員が参加していた場合は、当該研究課題は審査に付さない。

(2)利害関係者の不参加

応募された研究課題と利害関係がある委員は、事務局にその旨申し出ることとし、当該研究課題の審査には加わらないこととする。また、その提案の採択の議決には加わらないこととする。利害関係の範囲については、次の通り。
① 委員が所属する組織(大学・独立行政法人等の機関においては同一の学部・研究科・研究所等)の構成員が応募研究課題の研究代表者である場合
② 委員と密接な関係にあるもの(親族等)が応募研究課題の研究代表者である場合
③ 委員が中立・公正に判断を行うことが難しいと判断される場合

(3)守秘義務

委員は、審査の過程で知り得た個人情報及び審査内容に係わる情報については、外部に漏洩してはならない。また、委員として取得した情報は、厳重に管理しなければならない。

審査項目及び審査基準

① 研究目的・内容の妥当性

研究の目的・内容が4つの戦略研究目標の1ないし複数に貢献するもので、且つ分野横断型なものになっているか。

② 研究組織の妥当性

研究組織は、研究目的を達成するために必要な研究者が配置されているか。

③ 研究計画の妥当性

研究計画は、研究目的を達成するために十分に検討され、成果を期待できるものとなっているか。

④ 研究経費の妥当性

研究経費が研究目的達成のために必要且つ最低限なものとなっているか。