国立大学法人北見工業大学と国立極地研究所との連携協力協定の締結について

掲載日:2010年4月7日

藤井所長と鮎田耕一北見工大学長(右)

 国立大学法人北見工業大学(北海道北見市、学長/鮎田耕一、以下「北見工大」)と国立極地研究所は、平成22年4月7日、これまで両機関が長年にわたり培ってきた研究協力関係を基盤として、より緊密で組織的な連携関係を構築することにより、極域科学および寒冷地工学分野の研究を発展させることを目的とし、北見工大にて連携協力協定を締結しました。

 また、協定調印式後には、「南北両極から、地球、環境、宇宙、生命を探る」と題して藤井所長による記念講演会を開催しました。講演会には、北見工大の学生・教職員及び一般の方合わせて100人以上の参加者があり、「両極研究のフロンティア」に熱心に聴き入ってました。

1.主な連携協力の内容

 両機関が有する研究資源を活用した組織的かつ効果的な取り組みを行うこととし、次の事項について連携・協力する。
 (1)研究情報の共有に関すること。
 (2)共同研究などの研究連携に関すること。
 (3)研究施設などの共同利用に関すること。
 (4)人的交流・人材育成に関すること。

2.連携協力の運用形態

 北見工大及び国立極地研究所は、連携協力を円滑かつ効果的に推進するため、両機関の代表者で構成する連絡協議会を設置し、連携協力事業の具体的案件の検討を行います。