「教員南極派遣プログラム」による派遣教員は2名になります
(第52次南極地域観測隊に同行します)

掲載日:2010年8月18日

 「教員南極派遣プログラム」による派遣は、当初は1名の予定であったがその後、枠の拡大が可能となり2名を派遣することとなりました。
 既に1名を選出しており、今回、もう一人の方を候補者として推薦することが決定しました。
 今後、南極観測統合推進本部(本部長:文部科学大臣)に推薦し、所定の手続きを経て第52次南極地域観測隊同行者として決定します。

派遣候補者となった教員

 氏名:森岡 美和 (44歳) (高知県立高知小津高等学校・教諭)

派遣期間(第52次南極地域観測隊に同行)

 平成22年11月24日(水)出発し、平成23年3月20日(日)帰国予定。
昭和基地に滞在中の平成23年1月頃に現所属の学校を含め数回の「南極授業」を行うこととしている。

「教員南極派遣プログラム」の概要

 このプログラムは、極地の科学に興味を持つ現職の教員を南極昭和基地に派遣し、現地からの衛星回線によるTV会議システムを利用して、派遣教員が企画する「南極授業」を通じて、国内の小・中・高校の児童・生徒に対し、南極及び南極観測に関する理解の向上のための情報発信をするためのものとして、また、派遣教員の知識の習得や自己研鑽をしていただくために、文部科学省(南極地域観測統合推進本部事務局)と連携して実施するものです。
 派遣される教員には、帰国後においても、南極の自然、観測隊員の姿、南極観測の意義等についての情報発信、児童・生徒の南極の自然への理解、興味・関心の向上、地球環境、国際協調に関する意識の向上について様々ご協力をお願いすることとしています。