中国国家海洋局から14名の方々が来訪されました

掲載日:2010年12月1日

 国立極地研究所には外国の研究者等が時々来訪されます。12月1日の午前、中国国家海洋局から「海洋環境、保護区、生態の回復研修団」の14名の方々による視察がありました。当研究所や南極観測の説明を受けた後、藤井所長や渡邉国際企画室長の案内で南極・北極科学館を見学されました。実際に使われた氷の掘削ドリルや南極隕石、ウェッデルアザラシと行動記録計等の説明を聞き、オーロラシアターでは内陸のドームふじ基地で観測された珍しい赤いオーロラに感激の様子でした。Ye Qiang団長は中国極地研究所のYang Huigen所長の同級生で、日本と中国は極地科学研究で長く友好・協力関係にあることを知り、日本の極地観測について多くを学ぶことができたと感想を語りました。

南極氷床の掘削について説明する藤井理行国立極地研究所長

昭和基地ライブ映像の前で説明を聞くYe Qiang団長(右端)