チリ南極研究所(INACH)と国立極地研究所(NIPR)による、包括的な研究協力覚書の調印式が行なわれました

掲載日:2013年7月5日

去る7月5日、チリ南極研究所(INACH)と国立極地研究所(NIPR)による、包括的な研究協力覚書の調印式が行なわれました。調印式は、在京チリ大使館でトレスチリ大使および10名余りが見守る中、レタマレスINACH所長、白石国立極地研究所所長が署名をし、両国の南極に関する観測、および技術、設営等での相互協力を推進する基礎が築かれました。これまでも、日本人研究者がINACHの協力を得てチリの南極基地等での調査、観測を行っており、南極条約にうたわれている観測での国際協力が更に進展するものと期待されます。

調印式でチリ南極研究所レタマレス所長と握手する国立極地研究所白石所長。