2014年4月3日
海洋動物の動きは驚くくらいにダイナミックです。アホウドリは地球をぐるりと一周しますし、クロマグロは太平洋を横断し、また戻ってきます。アザラシは一時間以上も息をとめられますし、グンカンドリは三日三晩、着地することなくふわふわと舞い続けます。
なぜ、そんなことが可能なのでしょうか。なぜ、そんなことをする必要があるのでしょうか。本書では、最新の科学が明らかにした海洋動物のダイナミックな動きを紹介して、その背景にあるメカニズムや進化的な意義をやさしく解説します。同時に、南極でのペンギンの調査やロシア・バイカル湖でのアザラシの調査など、大自然を舞台とした筆者自身のフィールドワークの経験を楽しく紹介していきます。
なお、本書の目次は以下の通りです。
『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』
ISBN-13:978-4309624709
発売日:2014年4月14日(予定)