南極観測船「しらせ」の航行支援として海氷密接度および海面水温の自動配信を実施
2014年12月19日
国立極地研究所では、準リアルタイム極域環境監視モニターウェブサイトVISHOPを応用し、航行支援のため、南極観測船「しらせ」向けの海氷密接度および海面水温の自動配信システムを構築しました。
VISHOPは、人工衛星の観測データを、研究者や一般の方が利用できるように可視化しているウェブサービスです。南極・北極の海氷密接度、海面水温及び積雪状況を、準リアルタイムで見ることができます。
今回、新設した「『しらせ』航跡・海氷監視モニター」サイトでは、航行支援用に提供している海氷密接度および海水温のデータと、「しらせ」の航路を重ね合わせてご覧いただけます。「しらせ」船内では、ほぼ同一ウェブサイトが運用され、航行支援に活用されています。