大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

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成蹊学園との包括的連携協定を締結

2018年12月19日

国立極地研究所は、12月17日、成蹊学園との包括的連携協定を締結しました。これは、ユネスコが推奨するESD(持続可能な社会づくりの担い手を育む教育)において連携し、両者の協力関係を強化していくことを目的としています。

成蹊学園は、100年前の学園創立以来よりESDの理念に通ずる科学教育、環境教育を実施してきました。2018年4月にはサステナビリティ教育研究センター(ESDセンター)を開設し、学園全体でESDを推進していく体制を整えています。また、国立極地研究所は、南極・北極をフィールドとした科学研究を進めるとともに、大学共同利用機関として、極域観測設備の提供、試資料・学術データの提供、共同研究の公募などを通じ、全国の研究教育機関の活動に貢献しています。これまでも両者は、成蹊学園のシンポジウムでの南極・昭和基地からの中継や、共同研究の実施など、教育・研究面での交流を続けてきました。

協定の締結により、この協力関係をより一層強化し、社会に向けた環境教育・研究情報発信等で連携しながら「地球環境の中の武蔵野地域」という視点での新たな環境教育を実践することで、地域・社会の持続可能な発展、活性化に貢献することを目指します。

成蹊学園の亀嶋庸一学園長(右)と中村卓司 極地研所長

協定に署名する亀嶋学園長と中村所長

(右から)成蹊学園サステナビリティ教育研究センター 小田宏信 副所長、同センター 池上敦子 所長、成蹊学園 亀嶋庸一 学園長、国立極地研究所 中村卓司所長、情報・システム研究機構本部事務局立川共通事務部 松尾淳 部長

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