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スイス極地研究所とのMoUを締結

2023年1月31日

この度、国立極地研究所とスイス極地研究所は、北極、南極、および高山地域の科学研究および設営の協力を促進する覚書(MoU)を取り交わしました。

2023年1月30日、スイス連邦ベルンで開催された第5回日本・スイス科学技術協力合同委員会において、両国間の極域等の研究協力が議題として取り上げられました。同委員会に出席した両研究所の代表者は、地球環境変動の実態把握や将来予測にとって両極域および高山域の研究がいかに重要であるか、そして、国立極地研究所をはじめとする国内の大学や研究機関と、スイス連邦のベルン大学やチューリッヒ工科大学等との既存の研究協力等を、共同で紹介しました。

覚書は、このような取り組みを踏まえ、今後、共同観測、人材交流、データの相互利用など進めることにより、研究協力をさらに深化させることを目指しています。委員会終了後、同委員会の共同議長である嘉治美佐子科学技術協力担当大使、ならびに、スイス連邦教育研究イノベーション省国際関係担当ジャック・デュクレス大使ご臨席のもと、国立極地研究所は中村卓司所長が、スイス極地研究所は研究所評議会副会長クリスチャン・ロイマン教授(ベルン大学)およびダニエラ・ロッド所長が覚書に署名しました。

嘉治美佐子科学技術協力担当大使(後列左)、ジャック・デュクレス大使(後列右)の立ち合いのもとでの署名式。
スイス極地研ダニエラ・ロッド所長(前列左)、中村卓司国立極地研究所所長(前列中央)、スイス極地研評議会副会長クリスチャン・ロイマン教授(前列右)。
画像提供:スイス連邦教育研究イノベーション省(SERI)

第5回日本・スイス科学技術協力合同委員会出席者
画像提供:スイス連邦教育研究イノベーション省(SERI)

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