別紙1 研究観測の分類

カテゴリー
南極地域観測事業
研究観測
基本観測
重点研究観測
一般研究観測
萌芽研究観測
モニタリング観測
定常観測
定義 ・南極地域に関わる独創的・先駆的な研究を目的として、時限を定めて実施される研究観測
・公募(注)による提案に基づく観測計画、及び国立極地研究所の主導する計画
以下の条件を全て満たす基本的な科学観測:
①国際的または社会的要請がある、
②観測手法が確立している、
③速やかなデータ公開、
④継続的観測が必要
研究分野を超えた横断的な発想のもとで提案されたシーズを基に企画される大型共同研究観測 研究者/研究者コミュニティからの提案を基に推進する共同研究観測 重点・一般研究観測の予察的な観測や技術開発
特徴 ・南極における未知の観測領域や南極の特性を生かした新たな研究観測
・国家事業としての南極観測の中期事業計画の中核となる観測計画
・国内外の研究機関との連携も積極的に推進
・極地の特色を生かした、比較的短期間に集中して実施する研究観測 ・将来、重点研究観測または一般研究観測に発展することを前提とし、そのプレ・スタディとして科学的成果の見通し、技術的課題の解決を図ることを目的とする観測 ・中長期的な継続観測を前提とし、確立された観測手法により、自然現象を明らかにしようとする観測 ・担当機関が責任を持って予算及び隊員を担保し、毎年確実に遂行されるべき観測
有識者から構成される委員会が、すべての観測計画の審議(事前評価)及び観測成果の客観的な評価を行う
計画年数
6年以内
3年以内
1〜2年以内

 

注)ここでいう公募とは、研究計画の提案を公開募集することで、策定された計画は南極観測事業として実施されることから、提案者に研究・観測費が直接配分されるものではない。