大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

機械（設備）

出発前（国内）は、現地での保守管理および施工に必要な資機材の調達を行い、輸送のための梱包等を行うとともに、現地で必要な技術の訓練を行なう。
昭和基地では、機械設備全般（後述の衛生設備、空調設備、エネルギー設備）の保守管理および施工を行い、不具合等に関して国内への報告を行なう。
また、次隊への準備として、保守管理や不具合対応の履歴および不足物資の情報などをとりまとめて国内に報告する。次隊が到着した後は、実務を交えつつ業務の引き継ぎを越冬終了までに確実に実施する。
帰国時に一年間の業務を報告書にして提出する。

＜衛生設備＞
造水設備、給排水・給湯設備、ガス設備、衛生器具設備および消火設備等
＜空調設備＞
温水暖房設備、暖房器具設備、換気設備および冷凍機設備等

＜エネルギー設備＞
基地電力用の発電機におけるコージェネレーション設備の熱交換器等

・衛生設備、空調設備、エネルギー設備等に関し幅広い知識を有し、以下のいずれかの資格または同等の資格を有していることが望ましい。
管工事施工管理技士、冷凍機械責任者、電気工事士、危険物取扱者乙種4類

・保守管理や物品の調達、各種報告について、PCを用いた事務作業ができること。具体的には、ワープロソフト、表計算ソフト、メールソフト、プレゼンソフトを使って事務作業並びに連絡・調整・報告ができること。