第6回 中高生南極北極科学コンテスト
—中学生・高校生の提案を南極・北極へ—
2009年度 募集要項

 中学生、高校生の皆さん
 「もしも、自分が南極や北極に行くことができたら、こんなことを調べてみたい」
 「こんな研究がおもしろそうだ」
 「日本ではこうなるが、南極や北極ではどうなる」
 などといった研究計画の提案を広く募集します。

 皆さんは、これまできっと私たちが住んでいる“地球”について考えたことがあると思います。
 地球の両極(南極、北極)は、どんなところだろう?
 どんな観測や研究がされているのだろう?
 極地の研究は、なぜ必要なのだろう?

 南極や北極は、人為的な汚染が少なく、地球や宇宙を理解する上で絶好の観測場所であり、科学の最前線でもあります。南極地域では、日本は50年以上にわたって観測を継続しています。
 今回の研究計画コンテストは、これまでの「中高生南極北極オープンフォーラム」をリニューアルして実施するものです。斬新なアイディアや視点、素朴な疑問等による研究や実験、調査の提案を歓迎します。

1. 募集提案

 南極または北極で実施したい研究や実験・調査の提案を募集します。
 提案は、応募者自身が考え出したオリジナルなものに限ります。

2. 応募資格

 中学校・高等学校・高等専門学校・中等教育学校の生徒。

 *高等専門学校生徒については、3年生までとします。
 **グループでも応募可能です。グループのメンバーが2つ以上の学校にまたがっても差し支えありません。

3. 募集期間

 2009年6月15日(月)〜9月10日(木) (最終日の消印は有効です)

4. 応募方法

 「提案書の書き方(PDF 92KB)」を参考にして、提案ごとに提案書を作成し、郵便で下記までお送り下さい。

 *提案書の提出後は、誤字の修正以外の変更(例えばメンバーの入れ替え、追加や提案書の差し替え)は出来ません。
 **個人、グループとも提案書を別々に作成することで、複数の提案が可能です。
 ***提案書は、返却しません。

5. 提案書の送付先

 〒190-8518  東京都立川市緑町10-3  国立極地研究所内
 第6回 中高生南極北極科学コンテスト 事務局

6. 審査の方法等

国立極地研究所に設置する審査委員会において、独創性、論理性の観点から審査します。
(1) 国立極地研所の第一線の極地研究者等による第一次審査
(2) 第一次審査で採択された提案について、有識者などの外部委員を交えた第二次審査で実際に南極または北極で実験可能な提案の中から、南極科学賞、北極科学賞を決定します。(複数の提案が受賞することもあります。)
また、両賞以外にも優れていた提案には、特別賞を授与します。

審査結果は、10月中旬までに応募者本人(グループの場合は代表者)に通知します。

○南極科学賞・・・南極での研究計画として優れている。
(本年11月に出発する第51次南極地域観測隊が南極で実験または調査をします。)
○北極科学賞・・・北極での研究計画として優れている。
(国立極地研究所北極観測センターまたは北極観測グループが実際に北極で実験または調査をします。)
○特別賞  ・・・提案が優れていた場合に授与します。

*受賞者には、賞状と受賞楯を授与します。
**審査の結果、該当なしとなる場合もあります。

7. 表彰式

 「南極北極ジュニアフォーラム2009」において表彰します。受賞者には、「南極北極ジュニアフォーラム2009」において、採択された提案を発表していただきます。

8. 南極北極ジュニアフォーラム2009

 「第6回 中高生南極北極科学コンテスト」に応募した中高生等による「南極北極ジュニアフォーラム2009」を開催します。
 ○日時:平成21年11月15日(日) 10時から
 ○場所:国立極地研究所大会議室 (東京都立川市緑町10-3)
 ○プログラム:

  • 南極科学賞、北極科学賞、特別賞の受賞表彰と研究計画の口頭発表
  • 第一次審査に採択された提案の口頭発表
  • 第50次南極観測隊が実施した、「第5回中高生南極北極オープンフォーラム」での採択提案の実験報告(南極昭和基地との衛星回線によるライブトーク)
  • 第一次審査に採択されなかった提案は、ポスター発表となります。
  • 国立極地研究所内見学ツアー(希望される方)
     
    *出席者へは旅費を補助します。
    (南極科学賞、北極科学賞、特別賞の受賞者全員および第一次審査で採択された提案の応募者(グループの場合は5名まで))
9. 南極科学賞、北極科学賞の実験結果の報告

 南極科学賞、北極科学賞の受賞提案の実験や調査は、平成22年に実施します。
 実施された結果は、平成22年度に行う「南極北極ジュニアフォーラム2010」の際に、第51次南極観測隊や北極観測センターが報告します。受賞者は、次年度もぜひご出席下さい。

10. 問い合わせ先

 第6回 中高生南極北極科学コンテスト 事務局 (国立極地研究所内)
 電話:042-512-0655  ファックス:042-528-3105
 メール: juniorcontest@nipr.ac.jp

 

主催 :国立極地研究所(大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 )
後援(申請中):日本学術会議、文部科学省、日本極地研究振興会

【募集要項】

 第6回 中高生南極北極科学コンテスト 2009年度 募集要項(PDF 161KB)

【パンフレット】
 第6回 中高生南極北極科学コンテスト パンフレット(PDF 1.2MB)

過去の優秀提案一覧