国立極地研究所│採用情報

国立極地研究所研究教育系・気水圏研究グループ特任教員（特任助手）の公募について

職名・公募人員

特任教員（特任助手）（特定有期雇用職員・裁量労働制）　１名

所属

研究教育系・気水圏研究グループ

任期

原則として１事業年度毎に業務実績の評価を行ったうえ、当初採用日から通算して最長５年間（情報・システム研究機構に期間を定めて雇用された者については、平成２５年４月１日以降の期間を含む）延長されることがあります。

専門分野

雪氷化学

職務内容

本公募では、当研究所極域科学資源センターの氷床コアラボラトリーにおいて、極域で掘削されたアイスコアに含まれる微量化学成分の分析、及び最先端の化学分析技術の開発を推進する方を求めます。特に、二重収束型マルチコレクタICP質量分析計や同位体比質量分析計等を用いた同位体分析法の開発・分析を推進し、国立極地研究所が保有するアイスコアの化学分析機器・設備の運用に積極的に取り組む方を望みます。同位体分析に熟練し、液体クロマトグラフやICP質量分析計等を用いたppb～pptレベルの濃度分析に精通した方を必要としています。

また、国立極地研究所が南極地域観測事業実施の中核機関であること、大学共同利用機関及び総合研究大学院大学基盤機関であることをよく理解し、極域観測の推進、国内外の共同研究や大学院教育への対応に意欲をもって貢献する方を求めます。

応募資格

博士の学位を取得または採用時までに取得見込みであること。
　または、修士の学位を取得後、３年以上の化学分析技術の開発に携わった経験を有すること。

提出書類

（１）応募書（カバーレターに相当するもので　①氏名　②性別　③生年月日　④学位　⑤所属・職　⑥所属先住所・電話番号　⑦現住所・電話番号　⑧連絡先電子メールを記載する）
（２）履歴書（大学卒業以降の学歴、職歴、賞罰、資格は必ず記載し、顔写真を添付する。書式は自由。）
（３）研究業績目録（①学位論文、②原著論文、③その他（学会発表、特許等を含む）に分類して目録を作成する。②、③については査読を受けたものと受けていないものを区別する。）
（４）主要論文５編以下の別刷り（またはコピー）を各１部
（５）代表者としての科学研究費等外部資金獲得の実績表（名称、年度、金額）
（６）これまでの技術開発・研究・教育活動の概要（Ａ４版用紙２枚以内とする）
（７）今後の技術開発､教育、研究所に対する貢献への抱負（Ａ４版用紙２枚以内とする）
（８）応募者について意見を聞ける方２名以上の氏名と連絡先
（９）推薦書（推薦書がある場合）

応募締切

　平成２６年２月７日（金） 17:00 必着

選考・着任時期

応募締切後、１～２ヶ月以内に選考を行う予定であり、その過程において面接を行うことがあります。着任時期は平成２６年４月以降の早い時期を予定しています。国立極地研究所は男女共同参画を進めており、業績の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。

応募書類提出先

　〒190-8518　東京都立川市緑町10-3
　情報･システム研究機構　極地研・統数研統合事務部　企画グループ（極地研担当）人事担当

なお、封筒の表に「気水圏研究グループ特任教員応募書類」と朱書きし、郵送の場合は書留にしてください。

問合せ先

（１）研究・職務内容に関すること
　　　国立極地研究所　研究教育系・教授　本山秀明
　　　電話：042-512-0680　E-mail： motoyama@nipr.ac.jp

（２）事務手続きに関すること
　　　極地研・統数研統合事務部　企画グループ（極地研担当）人事担当
　　　電話：042-512-0610、ファックス：042-528-3146　E-mail： jinji@nipr.ac.jp

個人情報保護

本募集に関連して提出された個人情報については、選考の目的に限って利用し、選考終了後は、教員として採用された方の情報を除き全ての個人情報は責任を持って破棄します。

参考

国立極地研究所・研究教育系・気水圏研究グループには、平成２５年度は以下の教員が配置されています。

教授：山内恭（大気物理学、極域気候学）、神山孝吉（地球化学）、本山秀明（雪氷水文学）、榎本浩之（雪氷気候学）
准教授：塩原匡貴（大気物理学）、東久美子（雪氷学）、藤田秀二（雪氷物理学）、牛尾収輝（極域海洋学）、川村賢二（古気候学）、橋田元（極域海洋生物地球化学）、猪上淳（極域気象学）
助教：平沢尚彦（気候学）、古川晶雄（雪氷学）、田村岳史（極域海洋学）、後藤大輔（大気物理学）

勤務条件の詳細は、下記の規則をご覧ください。
情報・システム研究機構特定有期雇用職員就業規則

国立極地研究所 研究教育系・気水圏研究グループ 特任教員（特任助手）の公募について