



極夜の昭和基地(52次隊)
1956年11月8日に第一次南極地域観測隊(永田武隊長以下53名)を乗せた「宗谷」は、東京港晴海埠頭を出発しました。翌年1月29日20時57分、隊員のうち17名が東南極のオングル島に上陸し、この地域を観測隊の主基地と定め、「昭和基地」と命名しました。
以降60年にわたり、のべ3,376人(※)の観測隊員らの手によって、科学観測が継続されてきました。2017年1月29日、昭和基地は開設60周年を迎えます。これを記念し、公開イベントを開催します。みなさまのご来場をお待ちしております。
※1次~58次観測隊の人数の合計。観測隊同行者を含む。
※体験コンテンツなどでは、当日整理券を配布する場合があります。
※食品の販売はありません。また、近隣に飲食店等はありません。ご了承下さい。
※ごみの持ち帰りにご協力をお願いいたします。
※駐車場の収容台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用下さい。
※当イベントで撮影した写真や映像を極地研のホームページや広報誌等に公表することがあります。
※当日、報道機関の取材・撮影が入る可能性があります。
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。
お申し込みの受付は終了しました
内容 | 担当 |
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・オーロラ発生装置でオーロラのしくみを学ぼう! ・オーロラ用カメラで記念撮影 |
宙空圏研究グループ |
・南極の氷の不思議 | 気水圏研究グループ |
・南極の隕石と岩石の展示 ・地質調査のご紹介 |
地圏研究グループ |
・南極ゆかりの生き物たち | 生物圏研究グループ |
・昭和基地を支える設営部門(ポスター展示) | 南極観測センター |
・2100年の北極・南極はどうなっているの ・北極研究を支援するとりくみ(ポスター展示) |
国際北極環境研究センター |
・史資料から見る南極探検の歴史 | 情報図書室 |
・朝日新聞×映画ドラえもん | 朝日新聞社 |
・南極写真展「雪と氷の贈りもの」 | 朝日新聞社 |
研究者が30分で極地の先端科学を分かりやすくお話しします。入退場自由。
内容 | 担当 | 時間 | 会場 |
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最速のオーロラを探る | 宙空圏研究グループ 片岡 龍峰 | 11:00~11:30 | サイエンスカフェ会場1(北側) |
グリーンランドの氷のはなし | 気水圏研究グループ 東 久美子 | 12:00~12:30 | |
最古のオーロラを探る | 宙空圏研究グループ 片岡 龍峰 | 12:30~13:00 | |
南極で星のかけらを探す | 地圏研究グループ 海田 博司 | 12:00~12:30 | サイエンスカフェ会場2(南側) |
地球温暖化で南極の氷は融けるのか? :極限フィールドワークから探る南極氷床の安定性 | 地圏研究グループ 菅沼 悠介 | 12:30~13:00 | |
バイオロギングで探る海の動物の暮らし | 生物圏研究グループ 高橋 晃周 | 13:00~13:30 |
※内容は予告なく変更する場合があります。
写真はイメージです