
第10次南極地域観測隊が日本の観測隊として初めて南極で隕石を発見して、今年で50周年を迎えました。本セッションでは、隕石での硯の制作に挑戦した“製硯師”青栁貴史氏をお招きし、南極隕石ラボラトリーの山口亮准教授との対談を行います。文化的側面、科学的側面の両方から、隕石の深く新しい一面をご紹介します。
青栁貴史(あおやぎ・たかし)
製硯師。東京都浅草生まれ。日本・中国各地の石材を用いた硯の製作、修理、復元、プロデュースを行う。2017年文化財夏目漱石の愛用硯の復刻製作。2018年日本初、北海道での硯石採石、硯製作に成功。2019年世界初、月の石の硯化に成功。
出演「情熱大陸(TBS系)」「switchインタビュー(Eテレ)」「クレイジージャーニー(TBS)」など。
著書「製硯師」天来書院発行、「硯の中の地球を歩く」左右社発行。
宝研堂硯工房 四代目製硯師。大東文化大学文学部書道学科非常勤講師。台東区伝統工芸振興会会員。
公式インスタグラム https://www.instagram.com/seikenshi_official/
山口亮(やまぐち・あきら)
国立極地研究所准教授、南極隕石キュレーター、南極隕石ラボラトリー責任者。東京大学博士課程卒業後、ハワイ大学マノア校惑星科学科、無機材質研究所( 現物質・材料研究機構)を経て現職。惑星科学・隕石学の国際誌Meteoritics & Planetary Scienceのアソシエイトエディター、国際隕石学会フェロー。
南極隕石ラボラトリーHP http://yamato.nipr.ac.jp/
ナビゲーター:本吉洋一(国立極地研究所 教授/広報室長)
時間:13:00〜14:00
会場:2階大会議室
極地研と南極・昭和基地、北極・ニーオルスン基地の3元中継を予定しています。南極の観測隊員や北極の研究者に質問してみよう!
第59次南極地域観測隊(2017-18)に同行したNHKの取材クルーによる番組を上映します。
研究者自らが最先端の成果を熱く、わかりやすくお伝えします!
ラインナップは、タイムテーブルをご覧ください。
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場所 | 体験・実演・展示 | ||
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4F | リフレッシュコーナー | 体験 | 太古の地球儀で分裂する大陸の動きをみよう |
展示 | 南極で採集された隕石の展示 | ||
展示 | 地圏グループ,空から海からの観測 | ||
3F | リフレッシュコーナー | 体験 | 360度オーロラみつけた |
体験 | オーロラ塗り絵 | ||
展示 | オーロラジェネレーター2019 | ||
セミナー室 | 展示 | 北極研究と国際連携拠点の紹介 | |
体験 | 雪の結晶を観察しよう | ||
体験 | ARサンドボックス | ||
2F | 中会議室 | 体験 | 南極デジタル体感コーナー |
リフレッシュコーナー | 展示 | 白瀬矗を生んだ秋田県にかほ市コーナー(にかほ市教育委員会/にかほ市商工観光部/にかほ市観光開発株式会社) | |
1F | 情報図書室 | 展示 | 昭和基地の変遷(昭和~令和まで) |
体験 | しおりをつくろう | ||
アトリウム北側 | 展示・体験 | アデリーペンギンの調査体験! | |
展示・体験 | 南極海のプランクトンを見てみよう! | ||
展示・体験 | 南極で暮らす目で見えない生き物たちの観察 | ||
アトリウム中央 | 展示 | 総研大生、〇×よりも遠い場所へ | |
アトリウム南側 | 展示 | 雪氷・大気・海洋研究の世界に進むには | |
展示 | 雪氷・大気・海洋クイズ | ||
展示 | 南極の岩石 | ||
極地観測棟 | 体験 | スノモに乗って写真撮影 | |
体験 | すぐに役立つロープワークとロープ登り体験(整理券が必要※) | ||
展示 | 南極観測隊の生活を見てみよう! | ||
南極・北極科学館 | 展示 | 企画展示「のぞいてみよう!ペンギンワールド」 |
※「すぐに役立つロープワークとロープ登り体験」は、待ち時間での熱中症を防止するため、今年から整理券をお持ちの方のみの体験とします。
整理券配布場所:総合研究棟1F総合案内(体験場所とは異なりますのでご注意ください)
配布開始時刻:10:00(10:30~12:15体験分)、12:00(12:30以降の体験分)