普段は公開していない低温室や分析施設を見学できる「探検ツアー」や最新の研究成果をお伝えする「サイエンスカフェ」、スペシャルイベントをはじめ、盛りだくさんの内容で皆さまのご来場をお待ちしています。
国立極地研究所 一般公開『極地研探検2024』
日時:2024年9月28日(土)10時~16時
場所:国立極地研究所(交通アクセス)
参加方法:申込不要、参加無料
※「探検ツアー」のみ、当サイト下部『探検ツアー申し込みフォーム』から事前申し込みが必要です。申込期間(8月9日~9月17日)
主催:大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所
後援:立川市、立川市教育委員会(申請中)
お問い合わせ先:koho@nipr.ac.jp、042-512-0655(広報室)
国立極地研究所は、総合研究大学院大学極域科学コース(5年一貫制博士課程・博士後期課程)において、大学院教育を担っています。『極地研探検2024』では、現役の総研大生が入学相談に応じます(対面またはオンライン)。
オンラインでのご相談は事前予約制となりますので、ご希望の方は下のフォームよりお申し込みください(しめきり:9月28日(土)正午)。なお、対面でのご相談は予約不要です。当日、会場1階中央エリアの「総研大コーナー」まで直接お越しください。
※右にスクロールしてご覧下さい
講師:外田智千
南極大陸ってどんな大陸? 3月に帰国した第65次南極地域観測隊での最新の南極での地質の調査の様子をまじえて地球の歴史と南極大陸の特徴をわかりやすく紹介します。
4F リフレッシュコーナー / 12:30〜13:00
第65次南極地域観測隊での南極の露岩域での地質調査の様子
講師:片岡龍峰
今年5月、オーロラが日本各地で目撃、撮影されました。普段、日本では見られないオーロラが見られた理由をオーロラ研究者が解説します。また、古典籍に残されたオーロラに関わる記録を使って、実は、昔から日本人はオーロラを大気現象の一つとして認識していたことも紹介します。
4F 講義室 / 10:45〜11:00、13:15〜13:30
講師の片岡准教授
講師:江尻省
光の「偏光」という性質を使って、あなただけのオリジナル万華鏡を作りましょう。紙コップの底に散らばる光のかけらは、色も形もあなた次第!?
注)カッターナイフを使う作業があります。
4F 講義室 / 12:00〜12:30、14:15〜14:45
講師:⽇下稜(北海道⼤学 低温科学研究所)
北極には数千年以上前から人間が暮らしています。それぞれの民族は、独自の歴史、文化、言語を持っており、自然や動物と深く関わりながら生活してきました。私は、ここ数年の夏はグリーンランド北西部の村・カナックで暮らしています。今回は、さまざまな毛皮やその使い方を紹介しながら、グリーンランドの人々の暮らしや文化を紹介します。
3F セミナー室 / 12:30〜13:00
トナカイ(上)とアザラシ(下)の毛皮と毛皮製品
講師:和賀久朋(アラスカ大学フェアバンクス校・国⽴極地研究所)、末吉哲雄
アラスカ大学フェアバンクス校と国立極地研究所の両方に所属し、海氷に関わる研究をされている和賀久朋研究員に、アラスカでの生活と研究について伺います。日本とは少し違うアラスカでの暮らしと、研究者としての生活について、オンラインでのインタビュー形式でご紹介いたします。
3F セミナー室 / 11:00〜11:30
講師:岡田雅樹、平沢尚彦、歴代の担当隊員
昭和基地のインターネットライフが都会と変わらなかったり、異なっていたり、どのように使われているのか、それが都会に近づいて良かったこと、実は残念なこと、衛星通信の仕組みや大きなアンテナを維持する苦労話など、他では聞けない話を南極で過ごしてきた隊員たちがこっそりお届けします。
2F 中会議室 / 11:00〜11:10、13:00〜13:10、14:30〜14:40
南極・北極にまつわるクイズを出題! 研究者とともに解説します。
極地クイズ王は誰だ!
各回先着150名(参加賞あり)
クイズ解説:榎本浩之特任教授
2F 大会議室 / 11:30〜12:00(開場 11:00~)、13:30〜14:00(開場 13:00~)
第65次南極地域観測隊が昭和基地からライブ中継します。観測隊員に質問してみよう!
2F 大会議室 / 15:00〜15:30
講師:國分亙彦
アデリーペンギンは毎年春になると決まったコロニーにやってきて卵を産み、ヒナを育てます。その間、餌を求めて氷の張った海に繰り返し出かけてゆきます。ペンギンに取り付けたGPSやビデオで明らかになってきたペンギンの旅の様子を分かりやすく紹介します。また、ペンギンに関するさまざまな質問にお答えします。
1F アトリウム / 10:15~10:35
流氷の浮かぶ南極海で餌を探すアデリーペンギン
講師:工藤栄
南極は寒くそれゆえ乾燥して生き物が使える水が少ないエリアが大部分です。が、南極半島の島しょ部では夏には雨も降り、渡り鳥やゾウアザラシ、ペンギン類の繁殖活動でにぎわいます。大部分の南極大陸の露岩にあるオアシスとはちょっと違ったビシャビシャ濡れたオアシスの様子を紹介します。
1F アトリウム / 13:00〜13:20
リビングストン島バイヤーズ半島の海岸のミナミゾウアザラシ
講師:今木俊貴
南極の海で生活するアデリーペンギン。観察の難しかった彼・彼女らの生活ぶりが近年、動物に記録装置を取り付け、回収する「バイオロギング」という手法により明らかになってきました。本サイエンスカフェでは、昨年の南極調査に参加した大学院生が講師となって、ペンギン調査の様子や最新の研究トピックについてお話いたします。
1F アトリウム / 14:00〜14:30
講師:伊藤優人
「フラジルアイス」を知っていますか? まずはネットで検索...でもいいのですが、研究者の話も聞いてみませんか。南極観測船「しらせ」が闘う南極の厚い海氷。冬の使者オホーツク海の流氷。激減する北極の海氷。全ての海の氷がここから始まる、フラジルアイス。fragile(壊れやすい)ではなくてfrazil(氷晶)ice。いったい何なのか、覚えて帰って下さいね。
1F アトリウム / 12:00〜12:30
極地研の研究グループやセンター、大学院生の活動を、展示や実演、体験で分かりやすく紹介します。
時間:10:00~16:00
場所 | タイトル名 | |
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4F リフレッシュ コーナー |
体験 展示 |
太古の地球儀で分裂する大陸の動きをみよう 一億年前から現在までの特徴的な時代の大陸分布を再現した地球儀を組み立ててみよう! |
展示 | 空から海から陸からの観測 日本南極地域観測隊で行った陸上調査や船上観測の様子を動画で紹介。さらに、南極大陸などの地形模型、観測機器、採取した試料を展示。 |
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展示 | 南極の岩石 これまでの南極大陸での地質調査で得られたさまざまな岩石を展示。 |
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展示 | 星のかけらに触れてみようー南極隕石の展示― 南極で採取した隕石を展示。 |
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4F 講義室 |
実演 | 実演! オーロラ! オーロラ発生装置を使って、発光を実演。(オーロラ発生のタイミングは10~15分ごとに1回程度) |
体験 | きみのオーロラは何色? 塗り絵コーナー。オーロラに自由に色を付つけてみよう! |
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展示 | 日本最古のオーロラ発生記録! 国文学資料館所蔵の「日本書紀」を展示し、1400年前のオーロラの記録について解説。 |
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体験 | MISSION:増やせ!アンテナ1万本! EISCAT_3Dレーダーのアンテナを鏡に映し、鏡像の数を競い合ってみよう! |
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3F セミナー室 |
実演 | 雪の結晶はどのようにできるのかな? ペットボトルで作成する人工雪結晶やダイアモンドダストを観察してみよう! |
実演 | 0°Cより冷たい水の不思議 目の前で0℃以下の水が凍る様子を観察してみよう! |
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展示 体験 |
北極の動物の毛皮に触ってみよう! グリーンランドなどの動物の毛皮や毛皮製品を自由に触ってみよう! |
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2F 中会議室 |
展示 体験 |
南極シアター 360度映像に囲まれて南極気分♥ 360度カメラで撮影した南極の映像をマルチモニターで鑑賞し、南極や北極をバックに写真を撮影。実際に南極観測船「しらせ」で使っている衛星通信アンテナを見たり、南極経験者からの意外な話しを聞いてください。 |
1F アトリウム北 |
体験 | 極地の生き物の世界をのぞいてみよう 極地の海にすむプランクトンを顕微鏡で観察したり、北極で採れた植物の化石を観察してみよう! |
体験 | ペンギンの調査を体験しよう 研究者になったつもりでペンギンの調査を体験しよう! |
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アトリウム中央 | 展示 | 極地研で博士を目指す!―総研大生による研究紹介・入学相談― 総合研究大学院大学極域科学コースに在学中の大学院生が、自ら研究活動や学生生活を紹介します。入学相談もできます。 |
情報図書室 | 展示 | おすすめ極地本コーナー 研究者おすすめの本が並んでいます。待ち合わせは情報図書室で! |
アトリウム南 | 展示 | 雪氷・大気・海洋クイズ 研究者が出題するめくりクイズに挑んでみよう! |
体験 | ボールで作る氷結晶模型のコーナー ボールを使って氷の結晶を作成してみよう! |
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体験 | 雪氷・大気・海洋研究の世界に進むには 研究や極域の観測についてとことん聞いてみよう! |
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南極・北極 科学館 |
展示 | 特別展示「南極・北極科学館 思い出写真展」 これまでの南極・北極科学館の様子を写真で振り返ります。 ※南極・北極科学館は、一般公開の当日は16:00に閉館します。 |
極地観測棟 | 体験 | スノモに乗って写真撮影 スノーモービルにまたがり記念撮影しよう! 気分はまるで観測隊! |
展示 | 南極観測隊の生活を見てみよう! 南極観測隊の生活を支える基地や設営活動をご紹介します! 南極へ輸送される物資の一部も公開しています。 展示の説明はまもなく南極に出発する第66次南極地域観測隊員も担当いたします。 |
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展示 | 南極の氷に触れてみよう 南極の氷山から持ち帰った氷を観察してみよう。 |
研究設備や貴重な標本をご紹介する事前申込制のツアーです。
ページ下部にある「探検ツアー申し込みフォーム」をクリックして必要事項をご入力ください。
※応募者多数の場合は抽選となります。
しめきり:9月17日(火)23時59分
お申し込みの受付は終了しました
タイトル |
この石、何歳? |
生物標本室バックヤードツアー |
いくぞ!低温室2024 |
すぐに役立つロープワークとロープ登り体験 |
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内容 | 65次観測隊の地質調査で採取された石の年代を最先端の分析装置で測ろう!! | 極地の生物研究者にとってお宝の秘蔵標本をお見せします。 | マイナス30℃の世界に行ってみよう! | 南極地域観測隊が使う基本的なロープワークを伝授。天井から吊るしたロープにコードスリングを使って登る体験もできます。 |
対象 | どなたでも | どなたでも | 小学1年生以上で体調に問題が無い方。安全のため、小学生のみでの申し込みはできません。 | ロープ登り体験は身長90cm以上の方(体力等に応じて体験内容が変わることがあります) |
定員 | 6名×5回 | 20名×5回 | 15名×11回 | 3グループ×19回(1グループは4名まで。ただし、ロープ登り体験ができるのはそのうち2名までとなります) |
開始 時刻 |
10:10 11:10 12:50 13:50 14:50 |
10:45 11:35 12:25 13:25 14:45 |
10:15~15:15の間の毎時15分、45分 ※集合は開始時刻の5分前です。 |
10:15~14:45の間で15分おき |
所要時間 | 30分 | 30分 | 30分 | 30分 |
※内容は変更する場合があります。
多くの方に探検ツアーにご参加いただけるよう、以下の事項にご理解をお願いいたします。
◎参加できるツアーは、いずれか1つです。
◎4名までのグループで申し込むことができます。
◎重複申し込みは無効となります(同一人物が複数のグループで申し込むことも含む)。
◎希望するツアーを第1希望から第3希望までお選びください。
例)第1希望:「低温室」15:15、第2希望「この石、何歳?」11:10、第3希望:「低温室」10:15
◎グループの中にツアーの対象外の方が含まれる場合、そのツアーに当選しても対象外の方は参加できません。
◎「すぐに役立つロープワークとロープ登り体験」ツアーの中のロープ登り体験は、1グループの中で2名まで体験可能です。
◎お申込み後の変更は受け付けておりません。
◎抽選の結果は、9月24日(火)までに、入力いただいたアドレスにメールでお送りします。落選の場合もお送りします。9月25日(水)になってもメールが届かない場合は、必ず、9月26日(木)17時までに極地研 広報室(メール:koho@nipr.ac.jp、TEL:042-512-0655)へお問い合わせください。当選メールがツアーの参加票となります。当選メールをご提示いただけない場合、参加できないことがありますのでご了承ください。