大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

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地球観測衛星データを利用した極域環境監視モニターサービスのバージョンアップのお知らせ

2016年7月13日

大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所

情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、「国立極地研究所」)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)の地球観測衛星データを利用した、南北極域の準リアルタイム極域環境監視モニターサービス(VISHOP:VIsualization Service of Horizontal scale Observations at Polar region)をバージョンアップしましたのでお知らせします。

VISHOP URL https://ads.nipr.ac.jp/vishop/

バージョンアップ内容

・スマートフォン等の各種デバイスに対応
・WebM、GIF、WMV、MP4、MOV、FLV形式の動画保存に対応
・画像をサムネイル表示するギャラリー(Monitor Gallery)を追加
・海氷面積グラフ(Extent Graph)に1978年11月1日以降のデータを実装
・海氷面積グラフ(Extent Graph)の時間変化を日別、月平均、年平均で表示実装
・グラフ表示部分の線形回帰直線の描画に対応

準リアルタイム極域環境監視モニター(VISHOP)

国立極地研究所とJAXAは、地球観測衛星データを利用した南北極域の海氷密接度、海面水温及び積雪深等の環境情報を研究者だけでなく一般の方々に広く紹介することを目的とし、2014年5月16日より準リアルタイム極域環境監視モニター(VISHOP:VIsualization Service of Horizontal scale Observations at Polar region)の公開を行っています。

本サービスは、JAXAと国立極地研究所の間で締結された「地球観測衛星データの利用に関する協定」に基づいて準リアルタイムで提供される、第一期水循環変動観測衛星「しずく」の観測データにより、南極・北極の海氷密接度、海面水温及び積雪深を可視化して合成画像他を作成し、公開するものです。同時に、準リアルタイムの南極・北極の環境監視画像、JAXA提供による南極・北極の海氷面積数値情報および、北極域の海氷予測データも公開しており、また、水循環変動観測衛星「しずく」の2012年7月以降の観測データも閲覧することが可能です。

本サービスは国立極地研究所が行っている北極域研究推進プロジェクト(ArCS)の国際共同研究テーマ8 北極域データアーカイブシステム(ADS)によるものです。

図1: 準リアルタイム極域環境監視モニター(VISHOP:VIsualization Service of Horizontal scale Observations at Polar region)サービストップページ(Monitor View画面)

図2: ギャラリー(Monitor Gallery)より2016年6月18日から2016年6月29日までの海氷厚画像の比較表示

図3: 海氷面積グラフ(Extent Graph)による日変動グラフと、月平均グラフ

図4: 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)

北極研究推進プロジェクト(ArCS)

北極域研究推進プロジェクト(ArCS: Arctic Challenge for Sustainability)は、文部科学省の補助事業として、国立極地研究所、海洋研究開発機構及び北海道大学の3機関が中心となって、2015年9月から2020年3月までの約4年半にわたって実施する、我が国の北極域研究のナショナルフラッグシッププロジェクトです。
本プロジェクトについての概要はホームページをご参照ください。
http://www.arcs-pro.jp/

GRENE北極気候変動研究事業

文部科学省の大学発グリーン・イノベーション創出事業「グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス」(GRENE)事業 北極気候変動分野で国立極地研究所が代表機関、海洋研究開発機構が参画機関として採択されたのが「急変する北極気候システム及びその全球的な影響の総合的解明」(北極気候変動研究事業)です。4つの戦略研究目標達成を目指して9つの課題を採択し、平成23年度から平成27年度まで実施いたしました。
本事業についての概要はホームページをご参照下さい。
http://www.nipr.ac.jp/grene/

北極域データアーカイブシステム(ADS)

国立極地研究所はArCSプロジェクトやGRENE北極気候変動研究事業において、南極・北極域で取得された観測データやモデルシミュレーション等のプロダクトを保全・管理し、地球科学コミュニティ内でそれらが円滑に利用できるための仕組みを構築しています。また同時に、多くの人々が多種多様な目的に応じて科学データを利用することが可能となる供用システムとしての運用を行っています。
北極域データアーカイブシステム(ADS)の概要はホームページをご参照下さい。
https://ads.nipr.ac.jp/

参考

平成24年10月1日
海洋地球研究船「みらい」と第一期水循環変動観測衛星「しずく」との連携協力による北極海の調査・観測の実施
http://www.jaxa.jp/press/2012/10/20121001_mirai_shizuku_j.html

平成24年12月25日
南極地域観測隊(「しらせ」・「海鷹丸」(うみたかまる))への第一期水循環変動観測衛星「しずく」の観測データ(海氷情報)提供について
http://www.jaxa.jp/press/2012/12/20121225_shizuku_j.html

平成25年6月14日
地球観測衛星データの利用に関する協定の締結について
http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20130614.html

平成26年5月16日
地球観測衛星データを利用した極域環境監視ウェブサイトを公開します
http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20140516.html

関連サイト

宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター(JAXA EORC)
地球観測衛星データを利用した極域環境監視モニターサービスのバージョンアップのお知らせ
http://www.eorc.jaxa.jp/news/2016/nw160712.html

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