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昭和基地にいる51次越冬隊員と日本にいる家族がテレビ会議システムを使って会話ができる家族懇談会が開催され、昨年11月に日本を出発してから約９ヶ月ぶりの家族との再会を果たしました。
極地研究所に集まった家族は、まず本吉51次夏隊長より夏作業の報告や越冬隊の今後の日程、託送品等の取り扱い方法について話しを聞きました。
そのあとテレビ会議システムを使って昭和基地と接続をしました。
昭和基地側からはまず工藤51次越冬隊長が南極生活の近況報告をしたのち、隊員がかわるがわる担当業務の説明を兼ねた自己紹介をしました。
家族懇談会が終了したのち、個別に家族と会話ができる時間を設けていただきました。
一家族５分間という短い時間でしたが家族の顔を見ながら話しができて早く日本へ帰りたくなったという隊員や、久しぶりの再会に緊張してしまい話しができなかったという隊員、日本の家族から「太ったね」「長い髪が似合わない」と言われ苦笑いした隊員もいたようです。
翌年３月に帰ることを約束した隊員は今後の仕事への意欲が湧きました。
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