大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所


サイエンスカフェ

サイエンスカフェは、飲み物を片手に、科学について気軽に語り合うイベントです。
皆様のご参加をお待ちしております。

南極で楽しく暮らすためのLowテクノロジー

日 時 : 2017年3月18日(土) 12:00~13:30(受付開始11:30~)
講 師 : 国立極地研究所 極地工学研究グループ技術職員 石沢賢二
場 所 : 立川ワシントンホテル 3階カフェ・ド・パリ(立川市柴崎町3-7-16)
     JR立川駅より徒歩2分 多摩モノレール立川南駅より徒歩1分
申 込 : 事前申込み制
     電話にてお申込みください TEL:042-526-6666(カフェ・ド・パリ 受付時間:10:30~19:30)
参加費 : 1500円(消費税込、軽食付き ※ドリンク代別:アルコール500円、ソフトドリンク300円)
定 員 : 25名

立川ワシントンホテルHP(TOP):http://www.tachikawa-wh.com/
サイエンスカフェのページ:http://cms.travel-japan.jp/tachikawa-wh/cms/storage/2/2-282.html

※イベントは予告無く変更となる場合があります。
※イベントの際に写真を撮影し、後日ホームページ等に掲載する場合がございます。予めご了承下さい。

極地の今

南極には現在、20か国41か所の越冬基地があり、夏期に3,600人、冬期に1,000人もの隊員が様々な活動を行っています。これとは別に、南極を訪れる観光客は、日本人を含め全世界で4万人にも達しています。また、新しい基地建設も盛んです。いっぽう、北極では海氷面積が減ってきて、普通の船が通れるような状況になりつつあります。

北極・南極探検の歴史

15世紀にコロンブスの新大陸到達やヴァスコ・ダ・ガマによる喜望峰を越えてのインド到達などにより、スペイン・ポルトガルが世界の航路を独占しました。これに対抗するため英国などが狙ったのが北極海航路でした。しかし、厚い氷を突破できず、明治時代になってはじめてヨーロッパからアジアへの航海に成功しました。いっぽう、南極では、明治45年頃、ノルウェーのアムンセンと英国のスコットが南極点初到達を争い、英国隊は帰路全員遭難という悲劇に見舞われました。勝敗を分けたのは、そりの輸送に使った犬と馬の違いでした。

輸送がすべて

二代目「しらせ」が毎年、昭和基地に輸送する物資量は、約1,100トンです。しかし、時には海氷の厚さが5m以上にもなり、基地まで到達できないこともあります。物資がなければ観測はおろか生活もできません。外国基地では、大型ジェット機が氷の滑走路に離着陸しますが、大量の物資輸送はできません。どこの国でも、南極観測経費の70~80%は輸送が占めています。

エネルギーを自給する

「しらせ」の全輸送物資量の60%を占めるのが燃料です。その燃料の半分は、暖房や造水に使われます。電気になるのは30%です。燃料使用量を少しでも減らすため、現地での再生可能エネルギー利用が重要です。米国・ニュージーランド基地やオーストラリア基地には300kWの大型風車が建設されています。昭和基地では太陽光や小型風力発電機を設置しデーゼル発電機とのハイブリッド発電を行っています。

建物は雪との戦い

昭和基地を1年間に襲うブリザードは、年間25回、25m/s以上の強風と大量の雪をもたらし、時には建物を埋めてしまいます。それに対処する方策を紹介します。

南極で楽しく暮らすためのコツ

昭和基地で越冬するのは30人ほど、閉鎖的な環境の基地では、人間関係が大事です。「マジメ」な人は隊員には不向きです。先人たちが残した名言や私の迷言も紹介します。

安全第一

南極で暮らすことは、危険と隣り合わせです。「地震・雷・火事・おやじ」南極ではどこに危険が潜んでいるのか?失敗の経験から学んだことは何か? 「とにかく生きること」、これしかありません。

2015年度のイベント報告

2015年度 サイエンスカフェ 実施一覧

テーマをクリックするとアンケート結果(PDF)をご覧いただけます。

日付 講師 テーマ
2015年5月6日(水) 生物圏研究グループ 辻本惠 南極の陸上生物多様性とクマムシのはなし
2015年5月29日(金) 気水圏研究グループ 田村岳史 気候変動の鍵を握る極域の海と海氷
2015年6月27日(土) 宙空圏研究グル―プ 田中良昌 オーロラはこう観る!研究者の視点から。
2015年7月18日(土) 宙空圏研究グループ 宮岡 宏 北極からさぐる地球環境の変化
2015年8月31日(月) 生物圏研究グループ 田邊優貴子 南極の湖から原始地球の生態系をさぐる
2015年9月12日(土) 生物圏研究グループ 内田雅己 今年の夏の北極ツンドラとそこでの研究の様子
2015年10月10日(土) 地圏研究グループ 奥野淳一 海面の高さの変化
2015年11月14日(土) 気水圏研究グループ 平沢尚彦 降雪の量と雪結晶
2015年12月17日(木) 宙空圏研究グループ 片岡龍峰 オーロラの覚醒:太陽のダークサイドに操られ
2016年1月16日(土) 地圏研究グループ 松村 充 海が揺さぶる大地と大気
2016年2月20日(土) 生物圏研究グループ 高橋邦夫 海洋の酸性化とクリオネの仲間
2016年3月12日(土) 生物圏研究グループ 伊村 智 南極の極限環境に生物を探す!
2015年度 めざせ!極地の研究者 実施一覧

テーマをクリックするとアンケート結果(PDF)をご覧いただけます。

日付 講師 テーマ
2015年8月15日(土) 地圏研究グル―プ 小島秀康 第一回 隕石・岩石研究者編
隕石を触ってみたり、顕微鏡で観察したりして、地球の石とくらべてみよう。
2015年9月19日(土) 宙空圏研究グル―プ 江尻 省 第二回 地球と宇宙の光研究者編
宇宙から見た地球。あなたが生まれた日の地球儀を作ろう。
2016年1月7日(木) 生物圏研究グル―プ 高橋晃周・伊藤元裕 第三回 いきもの研究者編
ペンギンの調査を体験しよう。
2016年3月29日(火) 気水圏研究グル―プ 當房 豊 第四回 大気の研究者編
雨粒は何℃まで下がると凍るのか?を実験してみよう。

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イベント情報

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国立極地研究所 南極・北極科学館
東京都立川市緑町10-3 (地図)
TEL:042-512-0910

開館日時:毎週火曜日 〜 土曜日
10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
入場料:無料

南極・北極科学館パンフレット
 
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