大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

10月14日より、全天に広がる3Dのオーロラを仮想体験できる常設展示を開始します

国立極地研究所 南極・北極科学館では、アラスカ・フェアバンクス郊外の2地点で同時に撮影したオーロラの観測映像を、ヘッドトラッキング機能を持つ立体視ヘッドマウントディスプレイで体験できる常設展示を、2014年10月14日(火)に開始します。夜空に浮かぶ3Dのオーロラを見上げる仮想体験ができる常設展示は、世界初となります。

この展示は、国立極地研究所の片岡龍峰准教授と、株式会社オリハルコンテクノロジーズの高幣俊之氏の共同開発によるものです。

今回展示されるオーロラの映像は、一晩中激しいオーロラが夜空に舞い続ける、磁気嵐と呼ばれる特別な一晩を、約3分間にまとめた映像です。片岡准教授が、2013年3月17日にアラスカのフェアバンクス郊外の約8km離れた2地点において、デジタル一眼レフカメラNikon D4と魚眼レンズNIKKOR 8mm F2.8を用いて撮影したものを、立体視の原理を用いてオーロラの高さ測定を行うために、座標変換したものです(※1、※2)。

本展示では、こうして得られた右目用と左目用のオーロラ映像を、高幣氏の開発したドーム映像の投影ソフト「Amateras(アマテラス) Dome Player」(※3)を用いて、ヘッドトラッキング機能(※4)を持つ新型のヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift(オキュラス リフト) DK2」に映し出しています。これにより、上空どの方向を向いても3Dのオーロラを高解像度で見ることができ、これまでにない没入感でオーロラを探し見上げる体験が可能となりました。3Dのオーロラを仮想体験できる常設展示は世界初となります。


体験のようす


2013年3月17日にアラスカ・フェアバンクス近くのポーカーフラット実験場(左)とオーロラロッジ(右)で撮影したオーロラ。それぞれ左目用、右目用の映像として展示に使用。

<注>

※1 発表論文: R. Kataoka et al., Annales Geophysicae, Vol.31, No.9(2013)
プレスリリース:「オーロラの全天周3Dプラネタリウム映像からオーロラの発光高度分布を測定する新手法を開発」2013年9月6日、http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20130906.html

※2 なお、この映像は、昨年12月に科学技術館シンラドームで3D上映された

※3 http://www.orihalcon.co.jp/amaterasplayer/

※4 頭の回転に応じて、映像の向きが変わる機能


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国立極地研究所 南極・北極科学館
東京都立川市緑町10-3 (地図)
TEL:042-512-0910

開館日時:毎週火曜日 〜 土曜日
10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
入場料:無料

南極・北極科学館パンフレット

 

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