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北極サークルジャパンフォーラムにおけるArCS IIセッション:JAPANESE PROJECT FOR BRIDGING SCIENCE TO SOCIETYの開催

報告者:榎本 浩之(国立極地研究所)

北極サークルジャパンフォーラムが、2023年3月4-6日に東京にて開催されました。300人以上の参加があり、100人以上の発表者が50を超えるセッションで発表やパネルを行いました。本フォーラムにおいて、「ArCS IIセッション:JAPANESE PROJECT FOR BRIDGING SCIENCE TO SOCIETY」を開催しました。

セッション構成は、以下の通りです。

スピーカー
・榎本 浩之(ArCS IIプロジェクトディレクター・ 国立極地研究所 教授)
・大石 侑香(神戸大学 講師)
・原田 尚美(東京大学 教授)
・大西 富士夫(北海道大学 准教授)

コメンテーター
・Hajo Eicken(アラスカ大学フェアバンクス校国際北極研究センター ディレクター)
・Paul Arthur Berkman(Science Diplomacy Center プレジデント・ United Nations Institute for Training and Research (UNITAR) シニアフェロー)

セッションでは、ArCS IIのプロジェクト概要と科学から社会に連結する活動の内容の紹介を行い、海外のプロジェクト推進者からのコメントをいただきました。

発表では、日本のプロジェクトの特長を国際的に紹介することができ、ユニークな活動に大きな力を注ぎ、成果が表れていることを紹介しました。また、2023年に策定が予定されている第4期海洋基本計画の北極に関わる議論や内容についても紹介され、今後の日本の北極政策の方向性についても紹介されました。

コメンテーターからは、ArCS IIプロジェクトが総合的かつユニークな活動を進めていることについての期待、またプロジェクトが取り組む人材育成の重要性と日本の取り組みについての意見が述べられました。