EN メンバーズサイト
ログイン

専門家派遣

  1. HOME
  2. 専門家派遣
  3. 会議報告書
  4. ASSW2024・IASC大気作業部会会合参加報告

ASSW2024・IASC大気作業部会会合参加報告

報告者:當房 豊(国立極地研究所/大気課題)
吉森 正和(東京大学/遠隔影響課題)

2024年3月22日に国際北極科学委員会(International Arctic Science Committee: IASC)大気作業部会(Atmosphere Working Group: AWG)の会合が、対面(ASSW会場であるスコットランド・エディンバラ)及びオンラインのハイブリッド形式で開催されました。日本からは、前半の公開セッションに當房 豊(国立極地研究所/AWGメンバー)、吉森 正和(東京大学大気海洋研究所/AWG メンバー)、猪上 淳(国立極地研究所)の3名、後半のAWGメンバーのみが参加可能な非公開セッションに當房と吉森の2名が現地参加しました。

公開セッションでは、AWGの議長である米国のGijs de Boerの進行で、参加者全員による自己紹介、AWGの議長による活動報告、2023年の若手フェロー(フランスのRémy Lapere)と2024年の若手フェロー(スイスのPatrik Winiger)の紹介などが行われました。続いて、2023-2024年のAWG関連の会合や研究プロジェクト(計12件)の報告が各PIからありました。それらのほとんどが北米と欧州のメンバーのみで構成されているものでしたが、スイスのJulia Schmaleによるグリーンランド南部で実施中のGreenFjordプロジェクトの報告では、日本のメンバー(當房他2名)が2023年夏のエアロゾル観測キャンペーンに参加したことなどが紹介されました。その後には、第4回北極研究計画国際会議(Fourth International Conference on Arctic Research Planning: ICARP IV)に関する紹介があり、AWGがICARP IVの準備プロセスにどう貢献すべきかの議論が行われました。その際、AWGの関係者でICARP IVのメンバーに入っている人がいるかどうかの確認がありましたが、日本のAWGメンバーの吉森が「Research Priority Team 1: The Role of the Arctic in the Global System」、當房が「Research Priority Team 7: Technology, Infrastructure, Logistics, and Services」のメンバーにそれぞれ選ばれていることを報告しました。

非公開セッションでは、新規でAWGに申請があった12件の会合や研究プロジェクトの提案(1件がAWGのみの提案、11件が他の作業部会とのクロスカッティングの提案)についての審査があり、各提案の採否や予算配分に関する議論がAWGメンバーによって行われました。AWGでは、年4回を目途に定期的な会合を開催してきていますが、次回の会合は2024年7月にオンラインで開催予定であることがアナウンスされました。