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米国地球物理連合 (AGU) の機関誌にグリーランドのボードイン氷河の観測報告が掲載されました

杉山 慎(北海道大学/沿岸環境課題

ボードイン氷河の末端から観測装置を投げ込む様子(写真提供:Lukas E. Preiswerk)            

グリーンランドでは、陸地を覆う氷河が海に流れ込んでいます。カービング氷河と呼ばれるこれらの氷河は、海洋環境の変化を受けて大きく氷を失っています。またその一方で、氷河の融け水が直接海に流れ込んで、海洋生態系にとても重要な役割を果たしています。

そのような氷河のひとつボードイン氷河で、氷の崖から海にセンサーを投げ込む(!)、そんな世界で初めての観測を実現しました。無茶とも思える観測を実施することになった経緯、氷河での活動のようす、観測によって明らかになった新事実など、北海道大学のポドリスキ(沿岸環境課題研究者)が米国地球物理連合(AGU)の機関誌にエッセイを出版しました。写真と映像も合わせて、エキサイティングな氷河観測の様子をご覧ください。

タイトル:Undertaking Adventure to Make Sense of Subglacial Plumes
著者:Evgeny A. Podolskiy(北海道大学)
掲載誌:EOS(WEB版)Science Uptadate
掲載日:2021年8月18日