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国立極地研究所 一般公開「極地研探検2021」でArCS IIを紹介しました

2021 年8月21 日(土)に、国立極地研究所のオンライン一般公開「極地研探検2021 」 が開催されました。ArCS IIでは重点課題②「戦略的情報発信」の一環として、サイエンスカフェの実施や北極海氷情報室の紹介、北極データアーカイブシステム(ADS) との共同製作によるオンライン展示をおこないました。
※各タイトルをクリックすると、詳細ページが表示されます。

① ArCS IIサイエンスカフェ 「北極圏の森林火災と大気汚染 ー日本に影響はあるの?-」

サイエンスカフェでは北海道大学北極域研究センターの安成哲平氏が登壇し、近年増加傾向にある北極域の夏季森林火災について講演しました。北極圏の森林火災の原因や日本への影響、将来の見通しについて紹介し、今後、森林火災とその大気汚染の正確な予測、および現在の発生状況を高精度に把握することの重要性が伝えられました。参加者からは、「なぜ温暖化で森林火災が増えるのか」、「森林火災の後、森が回復するのにどのくらいかかるのか」、「予測ができれば何とかして防災に活かせないか」などのコメントも寄せられ、興味・関心の高さがうかがわれました。

② 極地研に潜入!北極海氷情報室

北極海氷情報室スタッフの大山元夢さんが北極海氷情報室の活動について紹介しました。クイズを交えながら、北極の環境変化や北極海の海氷予測の重要性とその解析方法について説明し、パソコンを使って実際に海氷予測をする様子を実演しました。クイズには司会者と視聴者も参加し、双方向性の高いプログラムを提供できました。北極海航路が利用可能な期間についての質問も寄せられ、北極海航路に対する社会の関心高まりが感じられました。

③ オンライン展示「おうちで北極バーチャルツアー」

オンライン展示「おうちで北極バーチャルツアー」では、「北極ってどんなところ?」、「予想してみよう!2021年の海氷はどうなる!?」、「デジタル地球儀「Dagik Earth」で探る北極の環境変化」、「VRによるニーオルスン基地の探検」に加え、こども向けの冊子「北極のひみつ」やすごろくなど、様々なコンテンツを紹介しました。

YouTube Liveへの最大同時接続数は350で、日本全国のみならず海外からの参加もありました。アーカイブ動画は、国立極地研究所公式YouTubeチャンネル でも公開中です。